⑤ホテルにいる霊は「害はほとんどない」
ホテルというのは、いろんな人が行き交う場所です。霊も人と同じですから、人の多い場所や、人がたくさん出入りする場所というのは霊も出入りしています。なので、大抵が浮遊霊か、その人個人についている霊の可能性の方が高いのです。
ホテルに地縛霊がいる可能性は低い
では、もしそのホテルで自ら命を絶ってしまったひとがいたとして、そのひとが地縛霊となるという可能性はあるのか。これも、ほとんどありません。地縛霊というのは、自分が死んだ事を受け入れられず、その場以外に行き場所のない、供養されていない霊、その場所に強い思い入れのある霊です。
ホテルの場合は、必ず清掃などが入ってすぐに発見されますし、その後、ホテルの方でしっかりとお祓いがされます。また、故人はしっかりとその親族によって式が執り行われ、供養されます。なので、命を絶ったホテルによほどの恨みでもない限りは、そのホテルへの執着というものはないのです。
ホテルにいる霊は悪い霊の可能性は低い
そのホテルにいる霊というのは、そのホテルが建つより以前からそこをテリトリーにしていた霊か、そこの空間が気に入ってしまった浮遊霊か、です。もちろんその霊が強ければ害があるかもしれませんが、そんなホテルは長続きしませんし、利益的に考えて、そんないわく付きの場所を好んで再建するような経営者はいないと思います。
⑥部屋を変えてもらうことは可能か、ホテルに事前に聞いておく
どうしても長期滞在で、その部屋が嫌な感じがする、何か変だ、という事を感じる時のために、ホテル側に部屋の交換は可能か、事前に問い合わせておくことをおすすめします。
仕事に支障が出てしまっては元も子もありません。大抵のホテルでは、空き部屋があれば換えてもらうことは可能です。その時は、できれば別フロアにしてもらうか、それが無理ならその違和感のある部屋から遠い位置の部屋にしてもらいましょう。
前の部屋のことはできるだけ考えないように!
前述したように、ホテルにいる霊は「そのフロア全体をテリトリー」にしています。なので、あまりにも酷い場合は、フロアを変えるのが一番効果的です。そして、その新しい部屋でも、同じように空気と水の入れ替えはしてください。そして、前の部屋のことはできるだけ考えないようにしましょう。考えるということは、念を飛ばして霊に居場所を知らせてしまうのと同じです。もしかしたら霊が覗きにきてしまうかもしれないので、出来るだけ気持ちを切り替えて生活してください。
⑦事前に自分で準備できることリスト
事前に出来ることは、
- 地形を調べる
- ホテルのレビューをみる
- 余裕があれば近くの神社の場所を調べておく
- 少量の塩を持っていきましょう
※神社は、参拝はできなくても、部屋の中でその神社の方向に手を合わせ、意識を飛ばして土地神様に挨拶をする準備をしておきましょう。土地を守護する神様ですから、自分の土地で何か良くないことが起こるのは避けたいので、守護してくださいます。
※また、少量の塩は、水の中にひとつまみ入れてきれいな水にするといったことや、外出後に肩に塩を払って悪い気を落とし、自分の身をきれいに保つことで守護の力を高めることができます。
過度に意識するのは危険!
逆に、過度に何か対策をしようとすると、効果が薄れてしまったり、逆効果になってしまうことがあるので、事前準備は簡単なもので大丈夫です。
意識しすぎることは余計なものにまで「私は興味があります」と念を飛ばしかねません。そこに住んでいる霊は、干渉されることに腹を立てて、危害を加えてきてしまうかもしれません。普通の人でも、興味本位でジロジロ見られたり、詮索されたりしたら嫌な気になるものです。霊にとってもそれは変わりません。気をつけましょう。
最後に
ホテルや旅館は、一時的に滞在すると言っても、自分の「住居」になることには変わりありません。気の巡りを良くし、土地神様を大切にする心を持って、その地に「お邪魔させていただく」という気持ちで赴くことが大切です。
以上、最後までご覧頂き、有難うございました。
★家に居る霊の対策はこちら
⇒家に霊がいるのかの確認方法とその対策
★霊の種類一覧はこちらをご確認ください。
⇒霊にはどのような種類があるのか一覧で紹介