家族の問題は魂が向上するための学び
深い絆で結ばれているはずの家族。しかし、家族間の問題がまったくないわけではなく、乗り越えなければならない苦難もたくさんあります。例えば、父親がギャンブル好きである、子どもが不登校になったなど。
これは、本人だけの問題ではなく、それぞれの家族が現実をどのように捉えてどう対処していけばよいのか、家族全員が乗り越えなければならない課題なのです。
問題から逃げると違う形で同じような苦難がやってきます
先にも書きましたが、私たちの魂は、目的や課題を持ってこの世に生まれてきました。そして、どんな家庭に生まれるかということも決めてきたことなのです。家庭内の問題にはしっかり向き合いましょう。
それを解決していくことが魂の向上に繋がります。そして、家族の幸せがあなた自身の幸せにつながっているのです。
家族と波長が合わないのは悪いことではない
家族であっても、それぞれに個性があり好き嫌いも違うわけですから、家族だから絶対に好きでいなければならないということもないのです。
他の家族とは違う特別な課題がある
特に、親の考え方にはついていけない、どうしても好きになれないというのは、その考えに同調していては自分の魂の成長が望めないということなのかもしれません。他の家族とは違う、何か特別な課題を持って生まれてきたという可能性もあります。
特別な課題とは何かというのは、その人の魂にしかわからないことですが、家族と離れて一人暮らしをしてみるなど、少し距離を置くことで自分が成すべきことに気づくかもしれません。
家族から離れてみると、家族のありがたさが身に染みたという方もいますが、常に一緒にいるから良い関係が築けるとは限らないのです。
家族はどこにいてもエネルギーで繋がっている
家族はお互い、どこにいようともエネルギーで繋がっているのです。家族と波長が合わないからといって嫌悪するのではなく、魂の成長のためにはどのような距離感が最適なのか、お互いに幸せになれる生き方を考えていきましょう。
家族の間には「バランスの法則」がある
バランスの法則
宇宙には「バランスの法則」というものがあり、全ては調和しながら発展、成長し続けています。例えば、事故や病気など。良くない出来事に見えてもそれはバランスを保つために起こるべくして起こることであり、そこにはいろいろな気づきもあるはずです。
家族の中のバランスの法則
家族の間にも、バランスの法則は働いています。家族の誰かが毎日あくせく忙しく働いているのに、他の誰かはそれを横目で見ながらのんびり過ごしているということはないでしょうか。それは、忙しい人とのんびりしている人がいることで家庭内のエネルギーバランスが保たれるということ。
私ばかりが一生懸命働いていると愚痴を言いたくなるかもしれませんが、家族にとって自分はどのような存在なのか、これまで家族のためにと思って働いてきたことが実際はどのような影響を与えていたのかなど、考えてみることも必要です。
バランスの法則という視点から家庭生活を客観的に見ることで、いろいろ気づくこともあるはずです。
家族全員で果たす使命
この世で家族になったという魂の繋がり。それは、家族全員で果たさなければならない使命や目的があるからです。家族は、お互いに足りないところを補いながら成長し合い、この世の修行を続けている大切な存在なのです。
最後に
この世で家族としての縁を持ったことは偶然でもなく、誰かが決めたことでもないということです。あなた自身が決めたことであり、魂の深いところでそれを受け入れてくれたのが、両親であり家族です。どんなに喧嘩しても、疎遠になったとしても、感謝の気持ちだけはずっと忘れずにいたいですね。
以上、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。