ツインレイとの別れの意味
①そもそもツインレイではなかった
この人こそツインレイだと思い込んでしまうことは、人間のエゴとしてよくあることです。そんな思い込みから恋に落ちて付き合っていくと、相手がいなければ生きていけないという身勝手な思いで束縛したりして、悲しみや苦しみの感情しか存在しなくなります。
広い視野を持って冷静に考えたとき、相手が本当にツインレイなのかどうかがわかるはずです。自身のエゴを手放し、ツインレイでないとわかった時には別れの時が訪れます。
自身の魂を向上させるためのチャンス
ただ、この体験をする人は、自身の魂を向上させるためのチャンスであり、本当のツインレイに出会うために必要な試練かもしれません。
②死ぬことで訪れる別れ
この世で生きている私たちは、肉体を持っています。肉体は永遠のものではありません。やっと巡り合えたツインレイ同士でも、どちらかがこの世で魂の成長ができなくなった時に、魂は肉体から離れていきます。
いつか巡り合うためにいったん別れる
現世では「死別する」ということばで現されますが、これで何もかも終わってしまったということではなく、また、いつか巡り合うためにいったん別れるということです。それも学びのための一つのプログラムであり、二つの魂が統合するための準備が、まだできていなかったということなのかもしれません。
③相手を思いやるがための別れ
ツインレイ同士がこの世で再会した時、生活している環境がそれぞれ違っているのは当然のことです。自分の身の回りで大変な事態が起きた時、相手まで巻き込みたくない、傷つけたくないという思いから別れざるをえないと結論づけることもあります。それは、相手のことを愛するがゆえの決断ですが、別々の人生を歩むことになってしまいます。
「無償の愛」を学ぶため
ここで、何が何でも離れたくないというエゴが働いてしまうと、一緒にいることが不幸になってしまいます。相手のために別れる…それは「無償の愛」を学ぶために、魂が成長するために必要な試練です。
時間が経って環境が変化し、問題が解決した時にまた再会できるかもしれませんが、多くの場合、現世で結ばれるということはありません。
④相手を束縛しすぎたための別れ
もとは一つの魂だった、ツインレイ。また一つに戻ろうとする気持ちが、強力に引きつけ合います。いつも一緒にいたいという思いから、嫉妬心や猜疑心、孤独感などのマイナスの感情が生まれます。その結果、相手を束縛することになり、別れがやってくることもあります。
どちらかのエゴが強くなるとそのバランスが壊れてしまう
本来、二人で「無償の愛」を学びまた一つに戻るために、この世でやっと巡り会えたはずなのに、どちらかのエゴが強くなるとそのバランスが壊れてしまうのです。そうなるまでに、冷静に自分自身を見つめることができれば、軌道修正のチャンスは何度もあったはずですが、どうしても別れなければならなくなった時は、相手を責めるのではなく、「無償の愛」について自分自身が学ばなければならない課題だと思いましょう。
⑤既に相手にはパートナーがいた時の別れ
ツインレイは二つで一つ。特別な存在なのですが、一つになるということは、その片割れと必ず恋愛や結婚するということを意味するわけではありません。恋愛、結婚などの枠にはまった考え方は現世だけのものです。
ツインレイが既婚者の場合も
この世でツインレイに出会う時、相手にはもう恋人がいたり、結婚していたりすることの方が実は多いのです。その時に、恋人と別れて欲しい、離婚して欲しいと考えるのであれば、それはエゴでしかありません。どんなに愛していても身を引かなければならないことがある、それが魂の学びであり試練なのです。
ツインレイは結婚するとは限らない
魂がまた一つに戻るということが、結婚することであるという固定観念は捨てましょう。ツインレイと出会う魂の目的は、どんな状況にあっても「無償の愛」を注ぎ続けること、それだけです。
⑥現世での別れは通過点
ツインレイだと信じた人との別れは、どうしても離れたくないという気持ちになって、身を切るような辛さを味わうでしょう。しかし、現世におけるツインレイとの別れは、本当のところは「離れる」と言った方がいいかもしれません。唯一無二の存在の魂は、いつも深く繋がっているからです。
どちらかの魂が成長しきっていない場合
ツインレイ同士が真実の愛を具現化するためには、エゴを手放さなければなりません。そのための学びが、この世で生きることなのです。どちらかの魂が成長しきっていない場合、辛い別れを経験することになるかもしれません。その時は、自分自身と向き合い心を落ち着かせましょう。
「別れ」も魂の成長に必要な試練
「別れ」も魂の成長に必要な試練です。本当に相手がツインレイであるならば、今は離れていても一つになる時が必ずきます。そのための通過点に過ぎないのです。
⑦恋愛の相手ではなかった
魂の結びつきは必ずしも恋愛だけとは限りません。仕事のパートナー、あるいは親友の場合もあります。まれに、同性同士だということもあるようですが、ツインレイとの結びつきを恋愛限定で考えていると、うまくいかなくなってしまうので別れることになります。
ただ、恋愛関係は解消されたとしても、魂の繋がりが引き裂かれたわけではないので、違う付き合い方を考えることができれば、お互いに支え合いながら生きていくことは可能です。
⑧相手を受け入れる準備ができていなかった
ツインレイはたいていの場合、真逆の価値観を持っていると言います。今世でツインレイと出会ったとしても、お互いに全く違う考え方を受け入れることができなければうまくいきません。
どのような価値観であっても受け入れることができるようになるというのは、魂がこの世の学ぶことの一つなのですが、受け入れる準備がまだできていなかった時は、別れるという選択をせざるを得なくなります。
⑨自分自身と向き合うことができなかった
魂レベルで言えば、ツインレイはもう一人の自分ということになるので、まるでテレパシーみたいにお互いのことがよくわかります。時には、相手が自分以上に自分のことがわかっているということもあります。
これまで知らなかった自分を知ることになり、それをなかなか受け入れることができない、自分と向き合うことができない人は、ツインレイに見透かされているような気がして恐くなります。
そして、その状態が長く続くと一緒にいることも辛くなり、自分から別れを切り出してしまうのです。つまり、相手ではなく自分自身に問題があるということになりますが、別れることも学びのひとつなのかもしれません。
⑩魂の浄化が不十分だった
ツインレイと出会うのは、お互いの魂の成長が進み、浄化された時であると言われています。しかし、ごくまれに浄化が不十分なのに出会ってしまうこともあるそうです。なぜそういうことが起こるのかということはわかりませんが、その場合は魂を浄化させるために別れるのです。
魂を浄化させる期間というのはお互いに違ってきます。時を同じくして魂の浄化が終わるということもないので、次に巡り会えるのはいつになるのかということはわかりません。
続いて、ツインレイとの再会についてお話します。