因縁霊について詳しく知りたい方へ。
「因縁」とは、家族何代にもわたって影響するものです。そして、その悪い影響を与え続けるのが因縁霊。「代々短命である」「何かしらの問題がよくおこる」など、家系に不思議な問題がある時は、因縁霊の仕業かもしれません。
本記事では因縁霊とはどのような存在か?対策と共に分かりやすく解説いたします。
①そもそも因縁とは「定められた運命」のこと
因縁とは、物事の原点、物事の定められた運命という意味です。
因は原因、縁は運命。
その二つは別々のようでもあり、線でつなぐこともできます。
因縁の相手、因縁をつける、因縁で結ばれているなど、いろいろな場面で使われる言葉ですが、両者を結びつけ、繫ぎ止めるという意味では全て似たような意味合いを持つようになります。
②因縁霊とは恨みを抱いた相手を末代まで苦しめる存在
この因縁に支配されている霊を因縁霊といい、特に恨みを抱いた相手を末代まで苦しめる存在となります。因縁があるのは遠いご先祖であろうと、その恨みは深く、一代では腹が収まらず、五代、十代先まで影響を与え続けます。
未来の子孫に影響を及ぼす
そしてそれはまた受け継がれ、子孫に引き継ぎされていくのです。自分の知らない間に受け継がれた因縁、または、自分が結んでしまった因縁は、未来の子孫に影響を及ぼすことになるのです。
③因縁霊は家系に取り憑く霊
「百代先まで祟ってやる」と言われるような言葉があるように、実際に子孫にその恨みはぶつけられます。因縁霊はその人の家系全体に影響を及ぼし、大なり小なり恨みを晴らしていきます。そして、無意識におこしてしまった恨みもそこに加算され、どんどん因縁霊は増えていくのです。
因縁霊から子孫を守るのが守護霊
子孫はこの世に生まれた時から因縁霊を背負っています。そして、その恨みの影響を出来るだけ与えないように自身を守ってくれるのが、守護霊なのです。守護霊は因縁霊からぶつけられる恨みから主人を守り、物事がスムーズにいくようにサポートしてくれますが、その守護霊の強さや因縁の強さに大きく影響を受け、時には負けてしまうこともあります。
そうなると、今世での生活は苦しいものになり、どうにも立ち回りがとても難しくなるでしょう。因縁霊がいくつも重なり合い、何体も憑いてしまっていると、その影響を受けやすくなってしまいます。
では、守護霊が負けてしまった場合、どうなってしまうのでしょうか。
④因縁霊によって及ぼされる影響は人生、身体、精神など多岐に及ぶ
因縁霊は、人生、身体、精神など、あらゆる物事において悪影響を及ぼし、その人が生きていくのに困難な状況を作り出していきます。因縁霊の影響が強い人は、何をするにおいても、上手くいかないことが多いです。
波乱万丈の人は因縁霊の影響が強く出ていることが多い
一生を通して、困難な運命にあった、大変な人生だった、波乱万丈という人は、因縁霊の影響が強く出ていることが多いです。例えばいい人に巡り会えない、良い師に出会えない、良いパートナーとなる人がいないと言うのは、ご先祖様が対人関係、恋愛関係、主従関係などにおいて何かしらのトラブルがあり、その時に深く強く恨まれることとなったのです。
五体満足で生まれてこられなかった場合も
また、先天性の疾患がある、五体満足で生まれてこられなかった、難病や、治療の確立していない不治の病を持って生まれてきてしまった人は、ご先祖様が恨まれた影響で最初からハンデを負わされていると言う場合があります。
精神においても、マイナスに物事を捉えがちであったり、ふさぎ込みがちであったり、人と接することが苦手なことが転じて人生に支障が出てしまっているのは、因縁霊の影響がある可能性があります。