バシャールは結婚についてどのように考えているかを知りたい方へ。
バシャールとは、惑星・エササニ星に存在する複数の意識の集合体のことです。チャネラーとして知られているアメリカ人のダリル・アンカは、1980年代にバシャールと交信できるようになりました。
バシャールは、私たち地球人が幸せになるためのメッセージをいろいろ届けてくれます。その存在を信じるか信じないかは人それぞれですが、バシャールからのメッセージには、結婚についての考え方もあります。
本記事では、「バシャールによる結婚についての考え方とは?」をご紹介いたします。
バシャールとは
バシャールは、エササニ星に存在している意識の集合体で、1980年代になってから、アメリカに住むダリル・アンカというチャネラーがバシャールと交信できるようになり、たくさんのメッセージが紹介されています。
バシャールという名前は、バシャール自身がつけたという事ですが、アラビア語で指揮官、存在、メッセンジャーという意味です。
①バシャールは全ての人が全ての人と結婚している
バシャールが存在する星が地球と違うのは、星に住むみんなが「無条件の愛」で繋がっていることです。
結婚に限らず、100%本当の自分になれるようにお互いにサポートし合うのが人間関係だと、バシャールは言います。そんなバシャールたちのいる世界では、全ての人が全ての人と結婚しているのと同じ状態なので、個人が結婚するという概念もないようです。
無条件の愛で繋がっている人間関係こそ長続きする
私たちの魂は、その無条件の愛を知るために、この地球に生まれ学んでいると言っていいかもしれませんが、無条件の愛には期待や憎しみなどは何もないはず。
バシャールは、無条件の愛で繋がっている人間関係こそが長続きすると言っています。それは、結婚についても同じことだと。相手に見返りを求めることなく、相手の存在をそのまま受け入れて愛すること、その上でお互いに成長し合うことができれば長続きするということです。
②結婚は波動が共鳴し合うこと
私たち地球人には、結婚という制度があります。国によって多少違うかもしれませんが、法律や戸籍という形式によって結婚が定められています。
そこには、本当の愛が存在するかどうか。もしかしたら、自分の意志や感情とは違う意図もあるかもしれません。
そこから無条件の愛を学んでいくのも私たち地球人ですが、幸せな結婚とは、何の駆け引きもない愛に包まれているものではないでしょうか。
バシャールのコミュニケーション
全ての人が全ての人と結婚しているというバシャールたち。彼らには言葉や文字は必要ありません。お互いの波動を共鳴し合う…テレパシーで、時間や距離に関係なくいつでもコミュニケーションを取っています。
本当の結婚
私たちも地球人も時々、共鳴し合うことはあります。仲の良い人や家族同士が同時に同じことを考えていたり、行動したりした経験はありませんか?これが共鳴し合った時に起こる現象です。
共鳴し合う相手との関係性を考えればわかると思いますが、そこには損得勘定や駆け引きなどは存在しないはず。本当の結婚とはそういうものではないでしょうか。
③結婚相手を見つける前に自分自身と結婚する
バシャールたちの結婚という概念は私たち地球人とは違いますが、彼らは自分たちの価値観を私たちに押し付けることはしません。
彼らは私たち地球の次元上昇を願ってサポートしてくれる存在なので、私たちが結婚をどのように考えれば幸せに繋がるのかというヒントを与えてくれています。
「まずあなたが自分自身と結婚してください」
バシャールのメッセージの中に、「恋愛や結婚したいという前に、まずあなたが自分自身と結婚してください」というのがあります。
お互いに共鳴し合うというのは、今の自分にふさわしいものを引き寄せるということになります。自分自身が嫌いで信頼できなかったとしたら、それにふさわしい相手が現れるということになります。相手が自分のことを愛してくれないという悩みはよく聞きますが、それはその人自身が自分を心から愛していないからだと思います。
自分を無条件で愛し信頼すること
まずは、自分を無条件で愛し信頼することです。それがバシャールの言う「あなたが自分自身と結婚してください」ということだと思います。
④無条件の愛は恋とは違う
私たち地球人は、特定の誰かのことを大好きになり、一緒にいたいと思う感情を「恋」という言葉で表現します。相思相愛になればお互いを恋人と呼び、自分にとって最も大切な存在になったりします。
しかし、恋は一時的な感情であり、移ろいやすいもの。しばらく一緒にいて相手の嫌な面を知ったとたん、一瞬で気持ちが覚めてしまうこともあります。
誰かを恋する気持ちは思い込みというフィルターで相手を見ている
波動が共鳴したからお互いに惹かれ合い恋愛関係になったわけですが、誰かを恋する気持ちは、願望や期待、自分の思い込みというフィルターで相手を見ている場合もあります。これは無条件の愛とは違うと、バシャールは言っています。
無条件の愛を与えることができたなら
恋愛を経て結婚した方の中には、「恋愛時代はこんな人ではなかった」などと愚痴を言う方もいますが、バシャールたちのようにその時その時出会った全ての人に無条件の愛を与えることができたなら、恋愛も結婚もパートナーとの良い関係はずっと続くのではないかと思います。
⑤愛することは人を知ることである
相手のことをよく知り愛することができた時、結婚を決意する…つまり、その人を知ることから始まるというのが普通の考え方だと思います。
しかし、バシャールは「愛することが人を知ることだ」と言います。無条件の愛が放った波動を他の人と共有できた時に、お互いの同一性が起こり、何を考えているかわかるようになるのです。
「全てが一つに繋がっている」
また、テレパシーは、他者と自分は同じものだということに気づくためのものだと言っています。意識的に「全てが一つに繋がっている」と思うことで、全ての人がベストなタイミングといい状態の中で巡り会うことができます。これがシンクロニシティ=偶然の一致ということです。
全ての人との巡り会いの中には、もちろん結婚相手も含まれています。理屈ではなく直感や感覚で共鳴できる人との出会いが、ありのままの自分でいられるということかもしれません。
⑥無条件の愛を学ぶための結婚
私たち地球人が学ぶべきことは、無条件の愛の波動を理解することであると、バシャールは語っています。
ありのままをそのまま受け取ることが、無条件の愛。目の前にある存在の状態や状況を変えようとしないことです。そして、自分自身も自然体であること、ワクワクすることに焦点を当てることが、無条件の世界で生きるために必要なことだといいます。
何かを変えようとすれば
何かを変えようとすれば、途端に抵抗波動が発生して喧嘩やトラブルなどが起こるのです。結婚生活で言えば、夫は、あるいは妻はこうあるべきという自分の価値観から、相手をそのように変えようとする行為です。
誰かによって変えられた自分は「本当の自分」を生きていない
最初のうちはそれでうまくいくかもしれませんが、誰かによって変えられた自分は「本当の自分」を生きていないことになります。そのような結婚生活は決して幸せだとはいえませんが、それに気づいて無条件の愛を学んでいくことが、魂の向上に繋がるのではないかと思います。
私たちは現在、バシャールたちのように無条件の愛の中で存在しているわけではないので、いろいろな経験をしながら向上するしかないのです。
最後に
ここまでの長文をお読み頂き、有難うございます。
私利私欲にかられた人、計算高い人…私たちの世界にはいろいろな人が存在していますが、幸せな結婚生活を送っている方にはバシャールたちのような無条件の愛で生きている方が多いように感じます。
これから結婚しようという方、そして既に結婚している方も、無条件の愛ということを少しだけ考えることで、何かが変わるかもしれません。
バシャールによる結婚についての考え方の要点は…
- バシャールたちは全ての人が全ての人と結婚している
- 結婚は波動が共鳴し合うこと
- 結婚相手を見つける前に自分自身と結婚する
- 無条件の愛は恋とは違う
- 愛することは人を知ることである
- 無条件の愛を学ぶための結婚
ということでした。
以上、最後までご覧頂き、有難うございました。