共感能力が強いエンパス体質かどうか診断したい方へ。
共感能力が並外れて強いタイプの人を「エンパス体質」と呼びます。共感する力が強い人は、一般の人々よりもたくさんの外的な影響を受けてしまいます。他者の気持ちに共感できるという優しさがある反面、受け取らなくてもよい様々な情報に過敏に反応してしまうため、生きづらさを抱えてしまうケースも多いのです。
繊細でまわりの人たちよりも感受性が強い気がするけれども、自分もエンパス体質なのかどうかはっきりしない方もいらっしゃるかもしれません。自分の生きづらさの原因が何なのかわからず、長い期間もやもやした気持ちでいる方もいらっしゃることでしょう。
まずはエンパスとは
エンパスとは共感能力のこと。エンパス体質の人のことはエンパシーと呼びます。
人の心理状態だけではなく、身体の状態を察知したり、動物や植物、鉱物の「思い」を感じ取ったり、場所や土地のエネルギーを理解したり。エンパシーによって、共感する対象や範囲は人それぞれのようです。
エンパスは特殊な能力だと思っている人も多いかもしれません。ですが、一説によると、日本人の5人に1人はエンパシーなのだとも言われています。
エンパスの共感能力とは、言わば言語を介さないコミュニケーション。「侘び寂び」といった感性を大切にする日本においては、育ちやすい能力のひとつなのかもしれませんね。
エンパスは特殊な体質?
エンパスは「体質」だと考えられる傾向にありますが、スピリチュアルな観点から言うと、体質というより、「状態」という表現の方が近いかもしれません。共感能力は、誰もが持っているもの。それが、深いか浅いか、広いか狭いの違いなのです。
エンパシーは、他者や外界との境界線があいまいで、それがエンパス体質の人の弱点であるかのように言われがちですが、それはある意味、いつでも自分以外のものに心や身体が開かれている、ということでもあります。
何に対して開いているか、どこまで開いているか、それがエンパスの能力のタイプと度合いを決めています。いつも開いている状態にあるのがエンパシーだと言えるでしょう。
エンパシーとエンパシーではない人の違い
多くのチャクラを開くレッスンがあることからもわかるように、通常、わたしたちは、チャクラを閉じていることが多いもの。あらゆる感性、五感、体感覚や感情も、多かれ少なかれ、感じ過ぎないように塞ぎがちなのが普通です。
エンパシーでない人は、トラウマゆえに、反射的に閉じることが習慣になっているので、自分には感じる能力がない、と思い込んでいるケースもありますし、単純に開き方を忘れているだけの場合もあります。
逆に言うと、エンパスの人は、開くことが習慣になっているので、自分はそういう体質なんだ、と思い込んでしまっているのだとも言えます。
ここまでは、エンパスについてご説明してきましたが、ここからは、自分がエンパス体質なのかどうかチェックしていきましょう。