歯ぎしりに悩んでいる方へ。
歯ぎしりは寝ている間にしているため、他の人に言われるまで気づかないこともあります。長く続くと肩こりや頭痛、顎関節症などを引き起こす原因にもなる歯ぎしりですが、スピリチュアル的な意味は何かあるのでしょうか。
歯ぎしりなどの無意識にしてしまう行動は深い部分に理由が隠れていることがあり、口に出る現象は食べることや伝えること、言葉などに関わるメッセージを伝えていることがあります。次元上昇の中にいる今、あらゆるものが解放に向けて姿を現しています。歯ぎしりもただの癖というだけではなく、それぞれに向けられた意味があるのです。
本記事では、エンジェルカードリーダー、チャネラー、メンタルケア心理士のkimihamが歯ぎしりをしてしまうスピリチュアルな意味をお伝えします。
歯ぎしりのスピリチュアルな意味①新しい価値観を取り入れましょう
歯ぎしりは、他人の考えや価値観を理解するために表れている症状の一つなのかも知れません。
歯の役目は食物を噛み砕いて体に消化吸収されやすい状態にすること。歯ぎしりは、それと同じように自分と異なる思考を噛み砕いて取り込もうとしている状態と言えます。この現象が表われているあなたは、新しい価値観を取り込み、成長する準備が整ったことを伝えられているのです。
チャンスを大切にしましょう
自分と180度違う価値観だと、理解するのがなかなか難しいことがあります。でも、分からないから関係ないと無関心で済ましていると、永遠に相手を理解することはできません。違うタイプとの出会いは新たな価値観に触れるチャンスです。新しい体験を楽しみながら未知の世界に飛び込んでいきましょう。
あなたなりの方法で受け入れましょう
まったく違うように見えても、どこか共鳴する部分があるものです。あなたなりの方法で受け入れ、解釈しましょう。大切なのは、そのままの姿で受け入れるということ。感情を入れたり先入観から入ってしまうと、本来と違った意味で理解してしまう可能性があり、本質を知ることができません。まずは好き嫌いなどの感情は入れないで言葉として受け入れることから始めましょう。意識を魂に向けるようにすると、表面の言葉に惑わされることなく本質を見抜くことができるようになります。
歯ぎしりのスピリチュアルな意味②抑圧された感情を解放しましょう
歯ぎしりは、いつまでも忘れることのできない悔しい思いを解放させるために起きているのかも知れません。
過去に起こった問題は解決したことになっているけれど、納得した訳ではないとあなたの心が言い足りなかった言葉を伝えようとしています。あなたに残った苦い思いは、このまま残しておくとさまざまな影響を受ける可能性があるため、スピリットガイドたちがここで解放する必要があると告げています。辛い思い出から自分を解き放ちましょう。また、記憶に残り続けたのは、そこにメッセージが託されていたのかも知れません。古い感情を手放すと同時に、メッセージに耳を傾けてみましょう。
消せない感情にこそ気づきが隠れています
「何でこんな形で終わってしまったのだろう?」という疑問の残る経験は、忘れるどころかむしろ強烈に記憶に刷り込まれているようにも見えます。その悔しさは残しておく必要があったからこそ記憶から消せない状態になっている、ということがあります。そこにどんな意味があったのか――それはあなたの毎日の中に繰り返し出てくる出来事の中にありそうです。
事実を受け止めることで解放が始まります
たとえば誤解から争いが起こっていた場合、言っても分かってもらえないと考えず、事実をきちんと伝えるべきだったということを学んでいたと言えます。次に同じようなことがあった時、必要なことをきちんと伝えられるあなたになっていることが、この経験の学びなのです。過去の辛い経験は、そのままを受け入れて消化し、自分に合った形に変えて吸収することで解放されます。「なぜ?」と思っているうちは抱え込んでいる状態にあり、「こうしよう」を見つけることで手放すことができるのです。
あなた自身がカウンセラーです
その時どうして欲しかったのか、その頃のあなたと会話をしてみましょう。とても安心できる場所にあの頃のあなたが椅子に座っています。対面に座っているのは心から信頼できる人であり、あなた自身です。その人はどんな話もきちんと聞いてくれる人です。思ったこと、感じたこと、こうして欲しかったという思いをすべてぶつけてみてください。相手の人は相づちをうちながら、あなたの気持ちをじっくり聞いてくれます。そして、あなたの心を緩めてくれる言葉を一つ二つと伝えてくれることもあるでしょう。あなたはその人にすべてを話すことで押し込んでいた思いを解放することができます。そして、解決に導いたのもあなた自身ということを忘れないでください。
歯ぎしりのスピリチュアルな意味③言いたいことはきちんと伝えましょう
歯ぎしりは、言いたいことを言えずに感情を抑えている心の現れなのかも知れません。
口は伝えるという大切な役目を担っています。何でも思ったことを口にできればこんな楽なことはありませんね。でも、よい関係を築こうと思うあまり、「自分が我慢すればいいんだ」と飲み込んでしまうこともよくあることで、別の言い方をすれば楽な方を選んでいるとも言えます。無意識に口が動いてしまうのは、声にならない心の声を発しているから。今あなたが溜めている言葉が相手のためになるのであれば、勇気を出して言う時です。
言葉にしないと伝わらないこともある
相手のために黙っているように見えても、実は自分が嫌な思いをしたくないから口をつぐんでいるという本心が隠れていたりします。あなたの言葉で相手が傷ついても、その経験が相手の学びになることもあるし、その時交わされた言葉の中にあなたの学びが隠れていることもあります。黙っていることが美徳と言われる日本人。本当の気持ちを隠す風習が物事をこじらせてしまうことも多く、かえって回復にも時間がかかったりします。
言葉は使い方によって武器にもなりますが、上手に使えばこれほど理解し合えるツールはありません。エゴに振り回されない本当の気持ちを素直に伝えることが、私たちのつながりを確かなものにしてくれるのです。
歯ぎしりのスピリチュアルな意味④周りの人にサポートしてもらいましょう
歯ぎしりは、「悩みや問題を一人で抱え込んで自分を追いつめてしまっていますよ」というスピリットガイドからの忠告なのかも知れません。
渦中にいる時は自分がどういう状況に置かれているのか分からないことも多く、そのためにスピリットガイドたちは体験を通して私たちに分かりやすい形で伝えようとしています。歯ぎしりは追いつめられたあなたが発しているSOSで、もう一人で解決できない状態にあることを伝えています。どうしたらいいのか分からなくなったら周りの人に知恵を借りましょう。
トラブルはステップアップの第一歩です
どうにもならない時は一人で解決しようと思ってもうまくいきません。トラブルに巻き込まれた時や悩んでいる時、他の人の言った一言が新たな発見をくれることがあります。別の角度から発せられた提案は、あなたの思考の幅を広げてくれます。何かあった時こそチャンスなのです。