「ソウルメイト」と出会いたいと思う方へ。
世界の人々が注目したイギリスのヘンリー王子とメーガン・マークルさんの結婚式がロンドン郊外のウィンザー城で行われました。二人は運命の出会いから結婚までさまざまな局面を経て終にゴールインしました。
私たちにもソウルメイトと大恋愛する機会があれば素敵な人生となりますね。いったいどうすれば、ソウルメイトを探すことができるのでしょうか。本記事では、ソウルメイトとは何か?その特徴を解説いたします。
①ソウルメイトとは
人間は、死ぬと魂になり、輪廻転生を繰り返しています。そのため、たくさんの人々との出会いがあります。その出会いの中で、特定の人との運命の出会いが生まれます。これがソウルメイトです。ソウルメイトは何回生まれ変わっても必ず出会い、二人の愛がまた始まります。ソウルメイトとは、このような愛の連鎖を繰り返す永遠の繋がりなのです。
ソウルメイトとは、「永遠の愛」でつながっています。「愛とはいったいどんなもの」と考えたら良いでしょうか?
聖書には、愛とは、忍耐と献身を意味することが書かれています。そこには妬みや嫉妬をともないません。もちろん自慢してもいけません。どんなことがあっても信頼と希望とたゆまない努力が求められます。
その愛は、生まれ変わりを繰り返しても、永遠に変わりません
ソウルメイトは愛し合い、尊敬しあい、互いに支えあって人生を生きます。その愛は、生まれ変わりを繰り返しても、永遠に変わりません。ソウルメイトは、いくつもの過去の人生を越えて、何度も同じ出会いを繰り返します。
ソウルメイトとの出会いは、偶然のように見えますが、運命と言ってよいでしょう。これは、宇宙の原理なのです。ソウルメイトは、永遠の愛を絶えず繰り返す関係なのです。
あなたにも、そのような究極の出会いがあるのです。「まわりを見ても、そのようなソウルメイトなんていないわ」と嘆く人もあるかもしれません。それは、気が付かないだけなのです。
②ソウルメイトの特徴
ソウルメイトは次のような特徴で見分けられます。
- ⑴一目で恋愛感情がわく、いわゆる一目ぼれです。
- ⑵前から知っているような強烈な感覚があります。
- ⑶以心伝心、相手の気持ちがわかります。
- ⑷とても気が合うので、時間を忘れて話し合ってしまいます。
- ⑸いっしょにいると安心感や信頼感があります。
- ⑹自分のことよりも相手のことを優先します。
- ⑺お互いの経験を共有できます。
- ⑻人生のどん底で会うことがあります。
- ⑼いっしょに苦労することが苦にならない。
- ⑽別れても再会します。強いきずながあります。
このような特徴は、「直観」でわかるものです。一目会った時に、体に電気が通ったような感じがするのです。
反対に、ソウルメイトでない場合は、単なるパートナーです。パートナーだから悪いというわけではありません。パートナーであっても、相手を深く愛し、尊敬し、次に生まれ変わった時には、どうしてもいっしょにいたいと思うようになれば、ソウルメイトになれます。
③ソウルメイトの種類
ソウルメイトは、次の種類があります。
⑴カルマメイト(Karmic Soul Mate)
輪廻転生の原因であるカルマの法則の中で出会いを繰り返す相手。過去生のなかで、果たさなければならないカルマをもった必然的に出会う相手であるので、恋愛、結婚を避けるのは難しい相手。例えば、過去生で悲しい別れをした二人は、どうしても今世で幸せになりたいという強烈な思いが感じられるはずです。
⑵ツインレイ(Twin Ray)
ひとつの魂が分裂し二人の男女となったもの。ツインソウルが浄化され最高の出会いと言える相手。相手を疑うこともなく完全に理解しあえる関係です。二人が結婚すれば、浮気などあり得ません。絶対の信頼と深い愛に包まれた幸せな結婚生活が送れます。
⑶ツインソウル(Twin Souls)
もとがひとつの魂。それが二つに分かれた双子のような魂をもった存在。もともとひとつの魂であるので、相手のことが自分のことのように思える存在。以心伝心やテレパシーでお互いの心を伝えることができます。
⑷ツインメイト(Twin Mates)
別の魂として同じ役割を持って生まれた存在。人格的には違う性格であっても仕事や人生の目的が同じという組み合わせです。医学や考古学、芸術の分野で、師と弟子のような関係、あるいは政治的な分野で革命の偉業を引き継いでいくなどの人間関係に見られます。
⑸ツインフレーム(Twin Flames)
よく似た境遇の二人が出会う存在。世の中に何億人と言う数の人々が生きている中で、よく似た境遇の二人が出会うということはよくあります。偶然に知り合った仲なのに話を聞いてみると、家族構成が同じだとか、趣味や食べ物の好み、小さい時に同じ病気をしたとか、お互いの話をすれば、共通するものがたくさんあるという関係です。結婚した場合は、お互いにいっしょに愛を育てていく関係になります。何か人生に障害が出てきたときは、お互いに学び、お互いに助け合う関係です。
⑹ライトパーソン(Right Person)
導きの魂。男女に限らず、複数存在。自分の身の回りに必ず現れるガイドのような存在の人です。結婚相手というわけではなく、なにかと相談相手になってくれる人です。
⑺ディバインエクスプレッション(Divine Expression)
神聖な者、厳しい指導者。なぜこのような人と出会いがあるのか、人生の中で苦しむ場合もあります。ライトパーソンのように優しく教えてはくれないからです。求道者と師というような宗教的な出会いも含まれます。師と弟子と言う関係においては、武術のように剣の技だけでなく精神的な心の修養も積まなければならないような場合もあります。
⑻ディバインコンプリメント(Divine Complement)
自分の人生を映し出す鏡のような存在。人生のなかで気が付いてみれば、お互いになくてはならない信頼の相手だと思えるような人間関係です。結婚相手になる場合もありますが、多くは同じ仕事の分野で独身を長くつらぬいて生きてきた男女関係に見られます。
④運命の人に会うための大事な心構え
運命の人に会うためにどのようなことに気を付けたら良いでしょう。完璧なロマンティックな出会いを求めることは、幸運にゆだねられていると言っても良いのですが、もう少し広く出会いを考えてみたらどうでしょう。
思い切って今までの自分自身を切り替えて、今まで好みのタイプでない異性に対しても関心を向けてみたり、デートも積極的にしたりして、交際の輪を広げることです。それには、積極的に趣味やボランティアなどのグループに参加したり、パーティやハイキング、ジャズ、カラオケ、スポーツ、クッキング、ダンスなどの会合に参加したりすることです。そんな時に、今までの好みのタイプにこだわってはいけません。どんなひとがソウルメイトなのか、自分の先入観を捨てることです。
ソウルメイトに出会うのは偶然のチャンスです。そのため、自分は必ずソウルメイトに出会うという信念が必要です。そして、出会った時は、自分の判断を信じることです。
- ⑴直観を信じること。運命の人は、自分の直観で感じてください。しかし、見た目で判断しないでください。心で感じるようにしてください。ハンサムだとか、美人だとか、表面的な美しさに心を奪われてしまうと、ソウルメイトかどうか、判断に苦しむことでしょう。
- ⑵この人はソウルメイトだと思ったら、積極的にアプローチしましょう。他の誰の評価も気にしないでください。あくまで自分の判断を大切にしましょう。
- ⑶偶然の出会いに幸せを感じてください。ソウルメイトの出会いは、運命的であるにしても、簡単なことではありません。真にソウルメイトを求める純粋な心がなければ、ソウルメイトとは出会いません。
- ⑷ソウルメイトとの出会いを信じて静かに瞑想をしましょう。ソウルメイトを感じる感覚が鋭くなります。なかなかソウルメイトが見つからないと、心が乱れるかもしれません。それでもあせらずに瞑想してみましょう。毎日、一定の時間に静かなところを選んで、心を落ち着けましょう。神を信じる方は神の存在を心に感じるようにしてください。神の存在を信じない方は、宇宙の原理に心をつなげるように感じてください。
⑤なぜソウルメイトを求めるのか
何億年の生物の歴史のなかで、アメーバのような細胞から類人猿のような人間のもとになるような生物が生まれ、人類は現在の人間として進化を遂げてきました。人間のルーツを探ると古代のアフリカに生まれた一人の女性のDNAにたどり着くそうです。私たちの細胞を調べると彼女と全く同じDNAを持っているのです。そう考えると、全ての人が自分にとってソウルメイトと言えるかもしれません。
現代においては、人々は性格もそれぞれに違い、生き方考え方も様々です。同じDNAを持っていると考えることもできないほど、違いが大きくなりました。ところが、人間のもつ共通のDNAこそ根源的な一体化を求める原動力なのです。反対に違いが大きすぎるくらいになってしまった現代だからこそ、共通のものを求める力が強くなってきたと言えるでしょう。
(1)多くの人たちがする間違い 「精神面を見ないで外見にとらわれる」
多くの人たちがする間違いとして、精神面を見ないで外見にとらわれることが挙げられます。そのためにソウルメイトが見つからないということになるのです。孤独を感じ、破滅的になり、自己を見失うこともあります。
ソウルメイトを探し出すには、生まれる前の過去の自分の人生にまで思いをはせながら、どんな人と愛し合ったか想像してみましょう。時代や場所は、何世紀も前で日本ではないかもしれません。自分の姿かたちも今とは違うかもしれません。そう考えると、今の自分にとらわれることもなくなるでしょう。心の目で見れば、現実さえも違って見えてくるものです。
出会いは偶然にやってきます。あなたは、誰かを見つけるでしょう。ツインフレームであれば、すぐに打ち解けられます。親しくなるにつれてお互いに全てを理解できる充足感を得られるようになります。お互いに愛し合うのは当然の結果となるでしょう。
(2)厳しい経済環境の中での出会い
一方、最近は若い男性のなかには、結婚したくても経済的な理由で結婚をあきらめてしまう人たちも出てきました。「会社員になれない」、「十分な給料がもらえない」、「家族を養う経済力がない」などという問題は深刻です。
結婚する若い人たちが減少したことで子どもの出生率が減少し、社会問題にもなりました。しかし、結婚をする人たちが減ったからと言って、ソウルメイトとの出会いがなくなったわけではありません。人生の苦しい時ほどソウルメイトが必要なのです。
困ったときは、ライトパーソンが、必ず現れて助けてくれるでしょう。ライトパーソンはあなたに必ずソウルメイトに出会うように導いてくれます。やがてツインレイやツインソウルとの出会いがやってくるのです。偶然の出会いから互いに助け合ううちにお互いがソウルメイトとして生きる充実感を感じることができるはずです。
⑥歴史に見るソウルメイトの過酷な出会い
人生は、必ずしもハッピーエンドでない場合もあります。歴史上の人物にも、偶然の出会いから愛し合うことになり、過酷な歴史の流れには逆らえず、悲劇の結末となったかたもいます。
「クレオパトラとシーザー、アントニウス」
映画にもなった有名なエジプトの女王、クレオパトラは絶世の美女と言われています。それだけでなく頭も良く、複数の外国語を話せたと言われています。当時のエジプトは、内紛のさなかでクレオパトラはローマの力を借りてエジプトを統治しようとしました。贈り物と称して絨毯にクレオパトラ自身がくるまれて、シーザーの目の前に現れるシーンは、映画でももっとも劇的であり、衝撃的な場面です。
シーザーとの愛の関係は、あまり長く続きませんでした。シーザーが暗殺されたからです。次のローマの統率者のアントニウスもクレオパトラの魅力にはまります。二人は愛し合い子どもも生まれました。ところが、ローマには次の統率者のオクタウィアヌスが勢力を拡大していました。
クレオパトラの死の表情には、幸せで笑みさえ浮かんでいた
両者は対立し、終にアントニウスが率いるエジプト軍とオクタウィアヌスの率いるローマ軍の戦いになります。エジプト軍は破れ、アントニウスは、クレオパトラの死亡の誤報を聞いて自殺します。クレオパトラも自らコブラに腕を噛ませてその毒で自殺をします。それでもクレオパトラの死の表情には愛するアントニウスと天国でいっしょになれるという幸せで笑みさえ浮かんでいたと言われています。
「楊貴妃と玄宗皇帝」
玄宗皇帝は、唐の時代の皇帝です。彼の前半は、唐の国を絶頂期にまで栄えさせますが、絶世の美女、楊貴妃との出会いによって、政治がおろそかになってしまったほどです。そのため、楊貴妃は傾国の美女と呼ばれています。彼女を描いた絵が残されていますが、彼女の体形はやせ型ではなく、豊満な女性であったことがわかります。才知があり、音楽や舞踊にも多大な才能を持っていたようです。
幼いころに両親を失って叔父の楊家で育てられました。あまりにも美しかったので、最初は玄宗皇帝の息子の妃となりました。その後、玄宗皇帝に出会います。玄宗皇帝は、彼女を一目見るなり好きになってしまいました。
玄宗皇帝は楊貴妃を息子から遠ざけるように仕向けます
しかし、玄宗皇帝でもいきなり息子から妻を奪うのは避けて、彼女を息子から遠ざけるように仕向けます。なんとか彼女を後宮に入れることに成功します。その後、彼女は皇后と同じ扱いを受けるようになりました。そのため、楊氏一族が勢力を伸ばす結果となりました。政治的には当時勢力を持っていた安禄山との勢力争いも激しくなってきました。
そのため、終に安禄山の軍隊が内乱を起こします。玄宗皇帝は、軍を出して安禄山を鎮圧しようとしますが、大敗します。そして玄宗皇帝は幽閉されることになります。国政を乱したとされた楊貴妃は処刑されることになります。愛する女性を処刑することは、玄宗皇帝にとってどんなに辛いことであったことでしょう。
白居易は玄宗皇帝の悲しみを長恨歌で歌いあげました
その悲しみを唐の詩人の白居易(白楽天)は、彼の漢詩・長恨歌で歌いあげました。その中で、玄宗皇帝は道士を使って楊貴妃を探し求めます。苦心の末、ようやく仙界にいる楊貴妃を見つけ出します。彼女は、道士にメッセージを託しました。私たちの愛は、「天にあっては比翼の鳥のように」、「地に会っては連理の枝のように」という言葉でした。それはかつて永遠の愛を誓った二人の思い出の言葉でした。
悲劇で終わっても次に生まれ変わった時に再度出会いがあり、愛し合うことになる
クレオパトラも楊貴妃も最後が悲劇で終わっていますが、ソウルメイトとしてクレオパトラとアントニウスは、次に生まれ変わった時に再度出会いがあり、愛し合うことになるのです。楊貴妃と玄宗皇帝の場合も同じです。次に生まれ変わった時は、時代も変わり、お互いにどんな生まれであるかはわかりません。
しかし、多才な人々ですから、世の中にとって重要な人たちになるのは、容易に想像できます。そして彼らはまた出会い愛し合うのです。前世での悲劇は、彼らの愛の絆をより強め、その愛で結ばれた幸せな家庭を築くことになるでしょう。
現代の代表的なソウルメイト
ヘンリー王子は、ある時、知人の紹介でメーガン・マークルさんと出会いました。ヘンリー王子が、知人の紹介であるにしても、メーガン・マークルさんとの出会いは、運命的であったと言えるでしょう。彼らとしてはソウルメイトとしての自然な結びつきで結婚に至ったのです。
ダイアナ妃の事故死という悲しい経験
ヘンリー王子は、12歳の時に母親のダイアナ妃の事故死という悲しい経験をしました。このことで彼は長く精神的に苦しんできました。彼はセラピーも受けましたが、悲しみから逃避するために軍隊生活もしています。進んでアフガニスタンの戦場にも向かいました。この軍隊での生活は厳しいものでしたが、かえって戦友との強い絆ができ、自己を取り戻すのに効果がありました。
亡き母・ダイアナ妃が二人の結婚を祝福
もっと衝撃的であったのは、なんと亡き母・ダイアナ妃が二人の結婚を祝福しているというニュースも伝わりました。英紙「Daily Star」によると、アメリカのサイキックツインとして知られるリンダ&テリー・ジャミソン姉妹が、ダイアナ妃からメッセージを受け取ったというのでした。そのメッセージとは、「息子ハリーの結婚式に私も参加します。とても楽しみです」というものでした。なにかの姿になって二人のそばにいるということなのですが、いったい何になっていたのかは謎です。
最後に
ソウルメイトは、何千年の長い期間の中で、繰り返される輪廻転生の中でお互いに愛し合う存在です。「愛」というものは、永遠です。けっして消えることはありません。しかし、現世で、裕福な幸せだけの出会いを求めても見つかるとは限りません。それにこだわりすぎない方が良いのです。ソウルメイトを求めている人は、自然になりゆきにまかせて、心を開いていれば必ず偶然の出会いが出てきます。
例えば、ツインフレームは必ずあなたに一体感を与えます。愛し合うその時には、全身に電気が走るような感覚を覚えるかもしれません。その時、頭の中には稲妻のようなスパークがはじけ、何世紀も前からの魂のつながりを一瞬にして見ることが出来るようになります。現世の出会いが、過去からのつながりを持って、前世からの愛の連続であることも認識できるようになります。
ツインフレーム、ソウルメイト、そしてカルマメイトは、一見してわかるものではありません。カルマメイトは、誰しもが持っているカルマに基づいて出会うものです。もっとも多くの人たちがこのカルマメイトに属しているかもしれません。そのため、出会いが必ずしも幸福になるとは限りません。二人の持つカルマによって、お互いに罵り合ったり、感情的になったり、暴力を受けたり、まったく生活力の無い相手との出会いでその関係からも抜けられないという悲劇的なものまで、いろいろな出会いがあります。
私たちは、ソウルメイトの循環の中に生きています。必ずライトパーソンやデバィンエクスプレッション、あるいはデバィンコンプリメントの存在があることを思い出してください。「求めよ、さらば与えられん」という言葉のように、幸せな出会いが欲しければ、真剣に願うことです。それは直接、与えられる場合もありますが、ライトパーソンによって与えられる場合もあります。一番良くないのは、自暴自棄になって、求めることさえ諦めてしまうことです。心に希望がなければ、願いさえも起きません。願いがなければ、行動にもなりません。心に思うことが、最初の一歩です。そこからすべてが始まるのです。
ソウルメイトとは何か?その特徴をご説明致します
- ①ソウルメイトとは
- ②ソウルメイトの特徴
- ③ソウルメイトの種類
- ④運命の人に会うための大事な心構え
- ⑤なぜソウルメイトを求めるのか
- ⑥歴史に見るソウルメイトの過酷な出会い