地縛霊は霊や念を取り込んで成長する
地縛霊は、もともと複数な訳ではなく、一体、もしくは数体が始まりです。しかし、その念の強さゆえに、似たような念を持った霊を取り込み、どんどんと成長して大きな集合体になります。
また、地縛霊は霊だけでなく、念を取り込む場合もあります。この念というのは、簡単なもので言えば強い気持ちから生まれた生霊のようなものも含まれ、より大きな塊へと成長させるのです。
そして、その大きな集合体が現世に影響を及ぼし始めると、人々が「心霊スポット」として騒ぎ始めるのです。
地縛霊は小さな被害でも不幸が起こる
また、小さなものであっても、地縛霊がその場所で影響を及ぼすと、店が長く続かなくなったり、入居転居の激しい場所になったりする場合があります。また、ある日突然人が変わってしまったかのようになってしまった人がいる時、その人に何の環境の変化もなかったのだとしたら、それは地縛霊の一部に取り込まれそうになっている、と思っていいでしょう。放っておけばどんどん取り込まれて行き、最悪の場合死に至ります。
地縛霊を元から祓うのはほぼ不可能
はっきり言うと、地縛霊を元から祓うことはほぼ不可能です。なぜなら、成長して周りのものを取り込んでいるうちに、自分をなくしてしまっているからです。なので、自分にまとわりついた一部の念を祓うということしか出来ません。そして、祓うと共に、前述したように供養して、一線を引くことがとても重要になってきます。
また、地縛霊というのは、至る所にいるものです。一回祓ったからもう大丈夫かと言われたらそうではありません。一度取り込まれてしまえば懲りるとは思いますが、予想以上に負担が大きいのです。一体だけでなく、何体もの念にまとわりつかれるというのはとても体力も精神力も削がれます。
また、心霊スポット巡りが趣味、というような人は気を付けなければいけません。すでに無意識のうちに取り憑かれ、似たような念を持つ地縛霊の集合体の中継地点のように利用されている場合があります。このような場合、集合体が大きくなるのと同時に、自分も取り込まれる最中なので長生きはできません。そして、周りから波長の合いそうな人物を探し出して、また取り込もうとしていることがあります。
地縛霊から身を守るには「いわくつき」の場所に行かない
まず、興味本位で心霊スポットには絶対に行かないことです。また、「いわくつき」と呼ばれるような場所も行かないことです。自分から近づいていってしまったら、いくら守護霊が頑張ってくれたところで、意味がありません。自分から餌になりにいくようなものです。
また、守護霊やご先祖様を大切にしましょう。自分を見えないものから救ってくれる数少ないあなたの味方です。日頃から感謝の気持ちを忘れずに過ごしましょう。
⇒守護霊様との接し方★感謝の気持ちを伝える8の方法
他には、何となく嫌な場所であったり、怖いと思う場所には長居をしないようにしましょう。もしそのまま長居して、その場所を嫌じゃないと感じてしまったら、波長が合わせられてしまったということです。すぐにお祓いに行きましょう。
この場合がとても多く、「慣れた」というのはとても危険なことなのです。慣れというのは、「慣らす」ということ。その場に合うように自分で調整したということです。つまり、霊にとったら、波長を自分から合わせにきてくれた、と見えるということです。長時間そのような場所にいることは絶対によしましょう。
最後に
触らぬものに祟りなし、とよく言うように、自分から危ない場所であったり、心霊スポットには行かないようにしましょう。下手をしたら、寿命を縮ませてしまうことになります。
以上、「地縛霊とは何か?注意するべき事と共に解説」でした。
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