アファメーションのやり方
①アファメーションの宣言文の作り方
アファメーションは、まず、宣言文を作らなければなりません。そのためには、自分自身がどうなりたいかということをゆっくり考えて明確にしましょう。それから、夢や目標を達成するための宣言文を作ります。
ポジティブに「私は~」で始まる一人称
宣言文はポジティブな言葉で、「私は~」で始まる一人称で書きます。「○○さんが~」という他者についてのアファメーションでは全く効果はありません。
短い断定的な肯定文
そして、断定的な肯定文で短い文章にします。必ず「~である」「~をする」という表現にしてください。ただ、今はそんな状態じゃないのにとか、どこかで自分の声が聞こえてきたらかえって逆効果になるので、「~しつつある」という言葉にしてください。
②アファメーションは声に出して言う
会社の朝礼などで、社員全員が社訓を大きな声で何回も繰り返すという経験をした方もいるかもしれませんが、実はこれもアファメーションなのです。会社の方針や考え方、接客の仕方などを社員の潜在意識に刷り込み、業績を上げようとする一つの方法です。
個人のアファメーションもそれと同じ要領で行います。人に迷惑にならない程度の大きな声で、宣言文を読み上げるのが効果的。どうしても無理な場合は、ぶつぶつ呟くのではなく、小さくてもはっきりと声に出して言いましょう。
③宣言文を目に付くところに貼る
宣言文を持ち歩くのもいいのですが、部屋の壁や鏡など目に付くところに貼っておくのも効果的です。
少し大きめの紙に宣言文を書き、強調したい言葉は太字や色マジックで書くなど、意識することなくいつも目に飛び込んでくるような工夫をしてみましょう。
見る度に声に出して言うことができなくても、視覚から入ってくる文字のインパクトが強ければ脳はそれを認識し、自然に読み込んでくれます。
アファメーションを効果的に行うには
鏡の前で自分自身の顔を見ながら行うと、もっと効果があるという話も聞きます。
最初はメモなどを見ながらでもかまいません。何度も何度も繰り返して宣言します。繰り返しているうちに、無意識にこの言葉が言えるようになってくるはずです。
回数は決まってはいませんが、毎日の日課として朝晩10回ずつとか、自分で決めて繰り返してください。もちろん、これ以外の時間でも、できるときはいつでもOKです。とにかく、繰り返すことで潜在意識にインプットされます。
自分の声を録音して聞く
時間が空いたときなどいつ聞いてもいいのですが、できればリラックスしている時間帯が一番いいと思います。
可能であれば、目覚まし代わりに起きる時間に音声が鳴るようにセットしておく、アファメーションを聞きながら寝るなどすれば、自己催眠効果があるので潜在意識に届きやすいといいます。
続いて、アファメーションの宣言文一覧をご紹介いたします。