運命の人と出会いたい方へ。
出会うべくして出会い、結ばれるべくして結ばれる人が、この世界のどこかにいる・・・。私たちの集合意識には、そう信じる心が根強くあるのかもしれません。いつの時代にも、情熱的な恋のストーリーは残されているものです。
運命の人とは、とても大切なご縁の存在のことを言い、ソウルメイト、ツインソウル、スピリットメイト・・・等々、いくつかの表現があります。
ここで言う「運命の人」とは、出会うことによって大きく運命が変わる存在、運命を変えてくれる存在として定義することにします。人生を変えたい人にとっては、ぜひ手繰り寄せたいご縁でしょう。
この記事では、深層心理セラピストの斎木サヤカが、運命の人とは何か?見分け方や出会うために必要なことをご紹介いたします。
運命の人とは
運命の人は、その出会いがそれぞれの人生のターニングポイントとなる存在。愛情を分かち合うパートナーとして出会うこともあれば、仕事や趣味などを介して出会い、同志的なつながりや師弟関係になることもあるでしょう。
長く縁が続くこともあれば、一時期だけ深く関わったり、関係性そのものは刹那的に過ぎていく場合もあります。それは、生涯を共にするパートナーかもしれないし、大活躍の道筋を開いてくれる人かもしれません。
人生上、運命を変える、運命が変わる、きっかけを与えてくれる人、それが「運命の人」。その人は、魂の仲間であるソウルメイトの中のひとりである可能性もあります。
運命の人は人生を変える
人生は選択の連続。日々一瞬一瞬、どんな行動を選び、どんな表情で、どんな声で、どんな言葉を選んで、目の前の世界と関わっていくかは、全て私たちの選択に委ねられています。その選択の積み重ねが人生となっているのだと言えるでしょう。
ですから、選択を変えれば人生は変わるはず・・・なのです。ですが、既に選択を積み重ねてきているだけに、昨日今日、変えることを意識しても、なかなか抜け出せなくなっていることも多々あります。
ですから、自分が慣れ親しんだ人生への取り組み方を抜け出すには、外側からの圧力が必要不可欠。それを与えてくれるのが「運命の人」なのです。
圧力を拒んでいると、運命は、生まれもった運命のまま、生まれもったカルマのままに進行していきます。ですが、圧力を望んで、受け入れていくと、わたしたちの人生の道筋は、劇的に変わっていく可能性を秘めているのです。
運命の人はポジティブなカルマの相手
偶然に出会って、なぜだか惹かれ合い、影響を与え合っていくのは、とてもドラマティックであり、ロマンティックかもしれません。
ですが、無意識を深く掘り下げていくと、必ず過去生の記憶の痕跡が見つかるもの。惹かれ合うのにも根拠はある・・・のです。つまり、惹かれ合うのは、過去生からのカルマが存在しているということ。それは、ポジティブなカルマかもしれないし、ネガティブなカルマかもしれません。
運命の人の見分け方①陰と陽の関係
似ている感性を持つ人とは親しくなりやすいものですが、同質のものが交じり合っても変化は起きません。異なる要素が人生に介入してくるときに、運命というものは、大きく流れを変えていきます。
同意ばかりではなく、反対意見を言ってくれる人にこそ注目してみましょう。ですが、それには、純粋な意見か、批判したいための反論かを、見極める心眼が必要となります。
運命の人の見分け方②合わせることがイヤだと感じない人
行動パターンで言うと、「静」と「動」が結びつくときに変化が生じます。
静かに留まっているだけでは、当たり前のことですが、人生に変化は生じません。動いてばかりでは、何も形にはできず、浸透させることも叶いません。
運命の人の見分け方③離れていても信頼できる
似ている者同士で結びつくと、良くも悪くも、相手にも自分と同じような感情を抱くことや行動をしてくれることを期待して、それがその通りでないと、ぎくしゃくしてしまうことがあります。
ですが、異なる気質、行動パターンを持つ者同士、「違う」ことを認め合いながら一緒にいると、「同じ」ということを期待しない分、お互いを尊重することができます。離れていても、しばらく会わずにいても、「つながっている」という安心感が揺るぎにくいのです。独占欲や所有欲とも無縁です。
運命の人の見分け方④オーラの形
半分のハート、もしくは勾玉の形や半円が引き寄せ合うことになるので、一緒にいると、満たされる感覚があります。
ですが、ネガティブなカルマが解消されていない段階では、心の渇望が邪魔をして、この満たされる感覚は実感しづらいでしょう。いっときの満足感を判断基準にすると、選択を誤りますので、焦って自己判断しないようにするのが賢明でしょう。
運命の人の見分け方⑤全てをプラスへ転化できる
ネガティブなカルマを持つ関係だと、とかく心が過去に住み続けてしまうもの。あのときこう言った、こんなことをされた・・・と。過去の遺恨を主張することに精一杯で、「今の相手」をニュートラルに見ることができません。
ですが、人生を良き方向へと導いてくれる運命の人とは、未来の話をするのが快適なはず。自信のなさや絶望と向き合うことにもなりますが、それでも「希望」のほうを選んでいく勇気と信頼が、一緒にいるとシェアすることができるでしょう。
運気のリズムが異なるのも特徴。自分が落ち込んでいるときは、相手が引っ張り上げてくれて、逆もしかり。全てをプラスへ転化できるのがポジティブな運命の人です。
続いて、運命の人に出会う方法についてお話しいたします。