七福神の寿老人とはどんな神様か?分かりやすく解説

寿老人

ライター 水城信乃
ライター 水城信乃

七福神の一柱「寿老人」について知りたい方へ。

穏やかなおじいさんの姿をした寿老人。福禄寿と同一の神という説がある寿老人は、健康や長寿を与えてくれる神様です。

本記事では、七福神の寿老人とはどんな神様か?分かりやすく解説します。

寿老人は中国の道教の神様

寿老人はもともと、中国で信仰されていた道教の神様です。お寺や神社で祀られる時は、「寿老神」と表記されることもあります。また、「樹老人」と書かれることもあるようです。

長寿を与えてくれる神様

「寿」そして「老人」という名からわかるように、寿老人は主に、長寿の福を与えてくれる神様です。健康で長生きしたい人は、寿老人を祀っているお寺や神社に参拝するといいでしょう。

寿老人の見分け方は「鹿」「桃」「うちわ」

寿老人と福禄寿は同一視されることが多く、外見が似通っています。どちらも老人の姿をしており、一方が長い禿げ頭、そしてもう一方は帽子をかぶっています。福禄寿を禿げ頭に描く場合は、帽子をかぶった老人が寿老人、そして、寿老人を長い禿げ頭に描く場合は、帽子をかぶった老人を福禄寿として描きます。

鹿をお供に連れている

寿老人は、お供に鹿を連れています。この鹿は玄鹿と呼ばれるオスの鹿で、玄鹿の肉を食べると二千歳まで生きられると、道教では考えられています。

巻物を結び付けた杖

福禄寿と同じく、寿老人も、巻物を結び付けた杖を持っています。

桃とうちわを持っている

また、寿老人は、左手に桃とうちわを持っています。中国では、桃は神聖な果物とされ、不老不死の伝説と結び付けて語られることが多いのです。「西遊記」で、孫悟空が桃を食べ荒らした場面を覚えている人も多いのではないでしょうか。

災難を遠ざけるうちわ

寿老人が持つうちわには、災難を遠ざける力があるとされています。

ひょうたんの中には不老不死の薬が入っている

寿老人を描く場合、ひょうたんを持たせることもあります。このひょうたんの中には、不老不死の霊薬といわれる仙丹が入っているとされています。

寿老人のご利益は、健康、長寿、知恵、金運など

同一人物とされることが多いためか、寿老人のお寺や神社を参拝した時に得られるご利益は、福禄寿とよく似た内容のものが多いです。

健康で長生きさせてくれる

まずは、長寿のシンボルである鹿を従えていることからわかるように、病を遠ざけ、健康で長生きさせてくれます。

知恵をもたらしてくれる

また、人間よりはるかに長く生きている寿老人ですので、知恵をもたらしてくれるというご利益もあります。

家庭運、恋愛運も高めてくれる

また、福禄寿と同じように、金運、家庭運、恋愛運を高めてくれるでしょう。寿老人と福禄寿を祀ってあるお寺や神社の両方を参拝すると、より効果が高められます。

寿老人の真言は「オン・バザラ・ユセイ・ソワカ」

寿老人の真言は、「オン・バザラ・ユセイ・ソワカ」、もしくは「ウン・ヌン・シキ・ソワカ」です。寿老人を祀る神社やお寺に参拝する際に、唱えるといいでしょう。

身体に反応が出ることも

霊感が強い人ですと、真言を唱える時に、背骨が熱くなるなどの霊的な反応が出ることがあります。もし身体によくない変調が現れたら、すぐに真言を唱えるのをやめてください。

寿老人の逸話①南極老人

寿老人の由来となった人物の一人に、「南極老人」という人がいます。南極老人とは、南極星(カノープス)と呼ばれる星の化身だといわれています。

南極星は縁起がいい星だった

南極星は、中国や日本など北半球の地域からは見えにくい星でした。そのため、南極星が見える時は天下が安泰となり、見えなくなれば争乱が起きると伝えられていたようです。

寿老人の逸話②老子の化身という説も

寿老人の由来は、古代中国の思想家・老子であるという説があります。老子は道教の祖といわれており、諸子百家の一人として、中国の思想史に大きな足跡を残した人物です。

六十年以上も母親の胎内にいた

老子が産まれる前のエピソードとして、こんな逸話があります。老子の母親が流星を見た時、彼女は子を身ごもったのですが、その後、六十年以上もの間、老子は母の胎内に居続けたそうです。そしてある日、母が梅の木にもたれかかった瞬間、老子は、母の左の脇から生まれたと伝えられています。

偉人のエピソードは似ている

母の胎内に何年も居続けたというエピソードは、武蔵坊弁慶が母親の胎内に数年もいたという逸話に、そして、母親の脇から生まれたというエピソードは、釈迦が産まれた時の逸話に似ていますね。

老子は死後、仙人になったと伝えられている

また、老子は死後、仙人になり、永遠の命を得たと伝えられています。寿老人が長寿の神とされるのは、仙人になったという伝説が下敷きになっているためかもしれません。

寿老人の逸話③酒を七樽飲み干した

また、こんなエピソードもあります。

ただならぬ気を放つ老人

北宋の時代、ただならぬ気を放つ老人が町に現れました。老人の噂を聞きつけた皇帝は、彼を宮廷へと招き入れました。すると老人は、宮廷の酒樽を七樽も飲み干した後、忽然と姿を消したといいます。

南極星が見えなくなった

そして翌日、天文台の長官が皇帝の元に報告にやってきました。「昨晩、南極星が見えなくなりました」とのことです。この話を聞いた皇帝は、昨晩の老人が寿老人だということを悟ったのでした。

寿老人に会える有名なお寺と神社

最後に

 

ライター 水城信乃
ライター 水城信乃

福禄寿と混同されやすい神様ですが、寿老人が七福神として定着したのは、江戸時代に入ってからだとされています。そんな新顔の寿老人ですが、老子が神格化された説もあり、なかなか興味深い神様でもあります。長生きしたい方は、寿老人を祀ってあるお寺や神社に参拝してみてはいかがでしょうか。

七福神の寿老人の要点は

  • 寿老人は中国の道教の神様
  • 寿老人の目印は鹿と桃、うちわ
  • 寿老人のご利益は、健康、長寿、知恵、金運など
  • 寿老人の真言は「オン・バザラ・ユセイ・ソワカ」

ということでした。
以上、最後までご覧頂き、有難うございました。

 

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