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伊勢神宮の内宮・外宮にあるパワースポットとその効果

伊勢神宮の内宮・外宮にあるパワースポットとその効果日本最大のパワースポットと呼ばれる、伊勢神宮。お伊勢さんの愛称で親しまれるその正式名称は「神宮」と言います。

伊勢神宮は天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りする内宮(皇大神宮)と、衣食住や産業の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りする外宮(豊受大神宮)と分かれており、それぞれにパワースポットが存在します。

伊勢神宮には、どのようなパワースポットが存在しているのでしょうか。また、その効果は一体どのようなものなのでしょうか。内宮・外宮、それぞれご紹介していきたいと思います。

 

伊勢神宮の内宮・外宮にあるパワースポットとその効果

 

①伊勢神宮内宮にあるパワースポット「五十鈴川御手洗場」

内宮の入り口である宇治橋は神聖な世界への架け橋と言われていて、神様と人を結ぶ橋とも言われています。

その神聖な世界への架け橋、宇治橋を渡り奥へ進むと、五十鈴川の御手洗場が右手に見えてきます。ここは「いすずがわみたらし」と言って、倭姫命(やまとひめのみこと)が衣の裾をこの川で濯がれた事でも有名で、参拝客が参拝前に心身を清める場として使われています。

心身が清められるこの場所は、これからご挨拶する天照大御神様に会う前の心の準備を作る時間とも言える場所です。五十鈴川の綺麗な水で日常の溜まったものを洗い流し、いつもより少しだけ感覚が鋭くなる効果を感じる事が出来るでしょう。

②伊勢神宮内宮にあるパワースポット「四至神」

四至神とは「みやのめぐりのかみ」と読みます。神楽殿と五丈殿の間にあり内宮神域の守り神で、四至とは神域の四方という意味があります。

社殿を持たず、結界を張る縄に囲まれた石畳の為、気付きにくいかもしれませんが、実は内宮ではここが最もパワースポットの強力な場として知られています。

手をかざす方もいるようですが、神様をお祀りしているので正式な参拝方法でお参りするのが正しいです。効果としては四至神様より、何らかのメッセージを受信する事もあるようです。

③伊勢神宮内宮にあるパワースポット「荒祭宮近くの杉の木」

内宮には数多くの木々が生えています。太い根を張り、凛としたその姿を現す荒祭宮近くの杉の木は、生き生きとしたエネルギーを私たちに注いでくれます。

杉の木の根元に抱き着く人も多く、その生き生きとしたエネルギーを分けてもらおうと多くの参拝客を魅了しています。

効果は血流が良くなり、肩こりや腰痛が緩和した人もいます。杉の生きるエネルギーと神様の気がそれぞれ合わさって、人間本来の持つ、自己治癒力を高めてくれるのではないでしょうか。

④伊勢神宮内宮にあるパワースポット「子安神社」

伊勢神宮宇治橋を渡ってすぐの、正宮へ続く参道手前を左手に曲がると、そこに子安神社があります。

伊勢神宮は基本的に、個人的なお願い事はタブーとされていますが、こちらの子安神社は大丈夫です。木華開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が御祭神で、縁結びや安産、子宝、子育ての神様なので、ご利益を頂ます。

子宝を望む御夫婦やカップルで訪れると効果があります。また、良縁を望む独身男女の方もご縁を授かれるそうです。

⑤伊勢神宮外宮にあるパワースポット「三ツ石」

伊勢神宮外宮には「三ツ石」別名「川原祓所(かわらはらいしょ)」と呼ばれる場所があり、しめ縄による結界が張られています。

式年遷宮の際にお祓いをする、とても重要な場所である為、手をかざしパワーを頂く参拝者も多いです。

その三ツ石の上に手をかざすと暖かい気を感じられるため、体中を暖かい気が駆け巡り、人によっては、別人のように穏やかな表情になる効果もあります。

⑥伊勢神宮外宮にあるパワースポット「亀石」

外宮正殿前を出た後、別宮へ向かう水路に架かる石橋は「亀石」と呼ばれ、その昔、多賀宮のある高倉山の頂上付近にあった、三重県下最大の横穴式古墳「高倉山古墳」の入り口の石だったと伝えられています。

高倉山古墳は今は見学できませんが、室町時代末期から江戸時代末期までは天岩戸として参拝の対象となっていた為、高倉山を背景とする外宮全体がパワースポットと化しているのです。

横から見た時、亀に見える為に亀石と名付けられたそうですが、亀石を歩いて渡るだけでなく、手で触れる事でよりパワーを得られます。亀は長寿の象徴なので、健康促進に効果があります。

⑦伊勢神宮外宮にあるパワースポット「寝地蔵石」

⑦伊勢神宮外宮にあるパワースポット「寝地蔵石」by puffyjet
亀石の橋を渡り進むと、多賀宮へ登る参道の階段があります。その参道の途中で、ひとつだけ飛び出した石があります。

その石は、お地蔵さまが寝ているようなお姿にも見え、参道が作られた当時は無かったらしく、いつのまにかお地蔵様の姿になって現れた逸話からも、パワースポットして広まっている所以なのです。

少し分かりづらい場所にある為に、見つけられただけで幸運が訪れるとされています。

⑧伊勢神宮外宮にあるパワースポット「清盛楠」

⑧伊勢神宮外宮にあるパワースポット「清盛楠」Photo by (c)Tomo.Yun
外宮正宮表参道手水舎の手前に立つ楠は「清盛楠」と呼ばれます。

平安時代末期に平清盛が外宮へ参拝した際に、この楠の枝が冠に触れた為に激怒し、西側の枝を切らせたという言い伝えにより、この名が付けられています。

1959年の伊勢湾台風の被害で2本の枝に分かれてしまっていますが、樹齢1000年を超えると言われる楠は、その袂に立つだけでパワーを浴びる事が出来ます。

その名前の由来である平清盛が時代を大きく変化させたように、何か大きく事を変化させたい時、圧倒的な変化のパワーを感じられる効果があります。

最後に

伊勢神宮は日本人として「一生に一度はお伊勢さん」と呼ばれるほど、馴染みの深いものであり、同時に、私たち日本人としての心の在り方を思い出させてくれる存在でもあります。

式年遷宮と呼ばれる20年に一度行われる行事は、社殿をはじめ神様の為の飾り物や調度品なども新調し、また新たに神様に使って頂く事で唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)という建築技術を今世まで残し、今でも変わらず美しい姿を保ち続ける事で、永遠に変わらないその姿を望む事が出来ます。

その永遠の今を生きる伊勢神宮は、いつでもいつまでも私たちを受け入れて下さりパワーを与え続けてくれています。その懐深い愛情を慮り、自分自身のご利益だけを考えるのではなく、まずは感謝の気持ちを持って参拝に行って欲しいと思います。

伊勢神宮の内宮・外宮にあるパワースポットとその効果

①伊勢神宮内宮にあるパワースポット「五十鈴川御手洗場」
②伊勢神宮内宮にあるパワースポット「四至神」
③伊勢神宮内宮にあるパワースポット「荒祭宮近くの杉の木」
④伊勢神宮内宮にあるパワースポット「子安神社」
⑤伊勢神宮外宮にあるパワースポット「三ツ石」
⑥伊勢神宮外宮にあるパワースポット「亀石」
⑦伊勢神宮外宮にあるパワースポット「地蔵石」
⑧伊勢神宮外宮にあるパワースポット「清盛楠」