七福神の大黒天とはどんな神様か?分かりやすく解説

大黒天

ライター 水城信乃
ライター 水城信乃

七福神の「大黒天」について知りたい方へ。

大黒様という呼び名で親しまれている、七福神の一柱・大黒天。もともとはヒンドゥー教の破壊の神・シヴァだったといわれています。そんな大黒天が福の神として親しまれるようになったのは、なぜなのでしょうか?

本記事では、七福神の大黒天とはどんな神様か?分かりやすく解説します。

 

大黒天は破壊の神シヴァだった

大黒天は、ヒンドゥー教では破壊の神・シヴァとして知られています。シヴァの別名を「マハー・カーラ(大いなる暗黒)」といい、密教に取り入れられて、大暗黒天(大黒天)となりました。

中国で財運の神という性格が強調された

破壊の神という呼び名が表す通り、当初は、軍神、戦の神、勝利の神という性格が強かった大黒天でしたが、密教が中国に伝えられた際、財運・金運の神としての性格が強調されるようになりました。中国人の商売上手な民族性が反映されたということかもしれません。

大国主命と同一視される

さらに、日本に密教が伝えられた際、日本土着の神である大国主命(オオクニヌシノミコト)と同一視されるようになりました。大黒天という呼び名が、大国主命の俗称である「大国様」と似ているためです。

名前や性質が似ている神は同一視される

多くの宗教や民間伝承では、名前や姿、性質が似ている神を同一視することが、ままあります。また、別の国に伝わる時に、異なる性格が付け加えられることもあるのです。環境が変われば、神の性格も変わるということでしょうか。

大黒天の見分け方は「頭巾」や「打ち出の小槌」

大黒天の目印は、平安時代の公家の装束である狩衣(かりぎぬ)を着ていること、そして頭巾をかぶり、右手に打ち出の小槌、左手に宝が入った大きな袋を持っていて、米俵の上に乗っていることです。

食堂や台所の神として知られていた

インドでも、シヴァ(大黒天)は食堂の神・台所の神として知られていたようです。

金運、勝負運アップや五穀豊穣のご利益がある

宝の袋を持っていることからわかるように、大黒天には金運アップのご利益があるといわれています。弁財天も金運を上げてくれるのですが、弁財天はちょっとした臨時収入など少額の金運を扱うことが多いのに対し、大黒天の場合は事業の成功など、大金を扱うことが得意です。

勝負運アップのご利益も

大黒天には戦闘の神というルーツがあるため、勝負運アップのご利益もあります。農民から成り上がった豊臣秀吉も、大黒天を信仰していたといわれています。

五穀豊穣や縁結びのご利益もある

日本の国を作った国津神・大国主命と同一視された関係から、五穀豊穣、そして縁結びなどのご利益もあると考えられています。

大黒天の真言は「オン・マカキャラヤ・ソワカ」

大黒天の真言は、「オン・マカキャラヤ・ソワカ」です。この言葉を、大黒天を祀ってあるお寺や神社で唱えるのがいいでしょう。家で一人でいる時などに唱えても、効果があります。

真言を唱える回数は決まっていない

真言を唱える回数は、特に決まっていませんので、気が済むまで唱えても大丈夫ですが、お寺や神社などでは、回数が指定されている場合があります。その際は、指定に従いましょう。

大黒天のルーツ①破壊の神シヴァ

大黒天のルーツとしてよく知られているのは、ヒンドゥー教の破壊の神・シヴァです。ヒンドゥー教では、ブラフマー(梵天)が創造を、ヴィシュヌ(那羅延天)が維持を、シヴァ(大黒天)が破壊を、それぞれ司っているといわれています。

多面性を持っている

シヴァは、ヒンドゥー教の中でもっとも人気がある神の一柱です。シヴァは、多神教の多くの神と同じように、慈悲深い一面を見せたかと思えば、恐ろしい破壊の神としての面を見せることもある、非常に多面的な神様です。

シヴァの顔は青黒(しょうこく)か黒で描かれる

シヴァを描く際は、顔の色は青黒(しょうこく)か黒に塗り、怒りの表情を浮かべた姿で描くのが一般的とされています。

顔が青黒か黒なのは、毒を飲んだため

天地創造の際、不老不死の霊薬を手に入れるため、神々はスメール山に大蛇を巻き付けて海をかき混ぜました。その際、苦しんだ蛇が吐き出した毒を、シヴァが誤って飲んでしまい、顔が青くなってしまったということです。

大黒天のルーツ②大国主命

大黒天のもう一つのルーツとして知られているのが、大国主命です。大国主命は、ヤマタノオロチを退治したと伝えられている須佐之男命(スサノオノミコト)の息子とも、子孫とも伝えられています。

大国主命は地上世界を作り上げた

大国主命は、少彦名神(スクナビコナノカミ)と協力し、葦原中国(あしのはらのなかつくに)、つまり地上世界を作り上げました。すると、天上の高天原(たかまがはら)から、天照大御神(アマテラスオオミカミ)の使者がやってきて、国を明け渡すように命じました。

地上世界は天津神が治めることになった

度重なる対話と武力による交渉の末、地上世界は天津神に譲り渡されることになりました。その際、大国主命は、寂れていた出雲大社の修復を天津神たちに要請したということです。

大黒天に会える有名なお寺と神社

最後に

 

ライター 水城信乃
ライター 水城信乃

もともとは破壊の神として生まれた大黒天でしたが、時代が下るにつれ、商売の神、金運の神としての性質が付け加えられていったというのは、なかなか興味深いものがありますよね。また、大黒天のルーツとされている大国主命は、日本という国の成り立ちと深く関係している神様でもあります。金運、勝負運を司っている大黒天。休みの日には、そんな大黒天を祀ってある神社やお寺に足を向けてみてはいかがでしょうか?

七福神の大黒天とは

  • 大黒天は破壊の神シヴァだった
  • 大黒天の目印は、頭巾や打ち出の小槌
  • 金運、勝負運アップや五穀豊穣のご利益がある
  • 大黒天の真言は「オン・マカキャラヤ・ソワカ」

ということでした。以上、最後までご覧頂き、有難うございました。

 

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