ヘミシンクについて調べていらっしゃる方へ。
専門店ではたくさんのヘミシンクCDが取り扱われており、何から聴けばよいか迷われている方もいらっしゃることでしょう。
深いリラックス状態や、頭が冴えて集中力が高まった状態などです。中でも「変性意識状態」という意識状態では自分のガイドとの交信や幽体離脱などの体験をする人もいます。
今回はヘミシンクとは何か、その意味と効果、危険性、幽体離脱との関係について詳しくご紹介していきます。ヘミシンクの基礎知識や、それを使ってできることなどをまとめていきたいと思います。
ヘミシンクとは
変性意識状態
そのオーディオ・ガイダンス技術で作られた音楽の特定のサウンドパターンは、人間の意識を「変性意識状態」へと導きます。変性意識状態は、深くリラックスした状態や瞑想状態の時に起こる意識状態です。知覚が拡大したり、至高体験を感じたりすることができます。ヘミシンクは音響を使ってこの状態へと誘導します。
モンロー研究所は医療機関や大学などと共同研究を行い、50年以上にわたって実証的な研究や教育活動をしてきました。
ヘミシンクの基本原理「左右両脳の同調」
ロバート研究所を作ったロバート・モンローは、あるサウンドパターンが人間の意識を様々な状態へと導くことに注目しました。ヘミシンクの原理は、両耳に異なった周波数の音を聴かせ、通常とは異なる周波数を発生させるものです。
これが「左右両脳の同調」と呼ばれる、ヘミシンクの基本原理です。
ヘッドホンを使って左右の耳に違う周波数の音を聴かせ、通常とは違う信号が生み出されます。左右の脳が同調する仕組みを利用して、変性意識状態や深いリラックス状態、あるいは集中した状態など様々な意識状態を作ることができるのです。
ヘミシンクを開発したロバート・A・モンロー
モンロー研究所を設立したロバート・A・モンロー(1915~1995)は、もともと放送業界のエグゼクティブでした。1958年のある夜に体外離脱体験をしたことから、時空の概念を超えた探索が始まりました。
多くの個人的な体験を通じて、ロバート・モンローは私財を投じた研究に乗り出します。モンロー自身が体験したのと同じ体験を、誰でもが可能にする技術を研究しようと考えたのです。
この研究によって開発されたのがヘミシンクの技術です。1979年にはヴァージニア州のブルーリッジ山脈に現在のモンロー研究所が設立されました。
ヘミシンクCD
ヘミシンクの音響技術を活用すると、様々なことが可能になります。実生活をよりよくするために取り入れたり、スピリチュアルな体験を深めたりしていただければと思います。
ヘミシンクCDにはたくさんのタイトルがあります。本格的に学習したい方には「ゲートウェイ・エクスペリエンス」という6枚組のCDがおすすめです。フォーカス10から21までを順を追って体験することができ、入門コースとして適しています。
音楽を楽しみながら手軽にヘミシンクを体験したいなら、メタミュージックがおすすめです。
その他、音声ガイダンスの入った目的別のシングルタイトル、複数セットのアルバムシリーズなどがあります。
ヘミシンクで深い体験をするには、それなりのトレーニングが必要かもしれません。なかなか体験を得られず、半年後、数年後に知覚力が開花する方もいます。あきらめずに目的意識をもって、楽しみながら継続させることがポイントになるでしょう。
続いて、ヘミシンクを使って出来ることついてお話しいたします。