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ツインメイトとは何か?その特徴をご説明します

ビジネスパートナー 仕事 カップル「ツインメイト」をお調べになっている方へ。

「ツインメイト」とは、ソウルメイトの中のひとつです。ソウルメイトという言葉は、ふだんさりげなく使われていますが、前世から何度も一緒に生まれ変わったパートナーです。「ツインメイト」は、いろいろな分野で人生の目的が同じという組み合わせです

本記事では、ツインメイトについて、その特徴を分かりやすく解説いたします。

ソウルメイトとは何か?その特徴をご説明します
「ソウルメイト」と出会いたいと思う方へ。 私たちにもソウルメイトと大恋愛する機会があれば素敵な人生となりますね。いったいどうすれば、ソウルメイトを探すことができるのでしょうか。本記事では、ソウルメイトとは何か?その特徴を解説いたします。

①「ツインメイト」とは同じ目的に向かって生きるパートナー

「ツインメイト」は、TWIN MATESと表記され、直訳では「双子の仲間」となります。ある目的や使命を通して、努力する仲間です。「ツインメイト」は一人とは限らず、複数となる場合もあります。「ツインメイト」が異性の場合は、恋愛関係や結婚相手となる場合があります。

【ツインメイトとしての認識をする時】

  • ⑴直観で深い親密度を感じます。
  • ⑵出会った時にひと目でわかります。
  • ⑶必然的な出会いを感じます。
  • ⑷以前からの知り合いのように思えます。
  • ⑸自然に相手の心が読めます。
  • ⑹喧嘩をしてもすぐ仲直りができます。

②「ツインメイト」の現世での組み合わせ

「ツインメイト」の組み合わせは次の通りです。

  • ⑴政治的なグループ・・・同じ主義や主張で集団を作ります。同じ政党で集まる集団や反政府的集団となる場合もあります。
  • ⑵学術的なグループ・・・同じ研究分野で集まります。心理学の分野ではフロイトやユング、アドラー、ランク、ライヒなどのグループです。
  • ⑶芸術的なグループ・・・レオナルド・ダヴィンチやミケランジェロ、ラファエロなどのように同じルネサンスの芸術分野でのグループです。
  • ⑷軍事的なグループ・・・革命グループなど同じ考え方で行動する集団となります。例えば、キューバ革命を起こしたチェ・ゲバラ、カストロなどの集団などです。
  • ⑸宗教的なグループ・・・同じ宗教上の集団、イエスキリストと弟子たちのような関係です。現世では、新興宗教の教祖と信者などの集団などになります。
  • ⑹同じ職場、同じ研究所でのグループ・・・お互いの協力がなければ成し遂げられないという認識を持っています。大学の研究機関などで、同じ研究を続ける集団などです。

③海外での「ツインメイト」との出会いは一時的な恋愛関係になる

「ツインメイト」で恋愛関係が生まれる場合は、共通の目的意識の上に成り立っています。ベタベタとした関係ではなく、あっさりとした恋愛関係となります。どちらかというと目的優先なので、「ツインメイト」との恋愛関係の場合は、目的が達成された時は、別れる場合もあります。

【海外での出会いから恋愛関係】

海外旅行、海外留学、海外出張や赴任で、一時的に外国に行った時に異性との出会いがあり、恋愛関係になることもあります。

  • ⑴旅行においては、憧れの遺跡や観光地に集まった人々との出会いがあります。これは前世に生きた土地へ戻りたいという無意識の要求があるからです。
  • ⑵海外留学では、共通の学問で集まった人々との出会いがあります。これは前世でその土地で同じ学問をしたことから、無意識にそこへ戻りたいという要求があるからです。
  • ⑶海外出張や海外赴任では同じ業界の人々との出会いとなります。前世でも同じ種類の仕事を海外でしていた人が、海外出張や海外赴任する場合が多いのです。例えば、前世でシルクロードを使って、商品を運んでいた商人であった人は、現世でも国際的な輸送業をしていることが多いのです。その人の出張先や赴任先は、中国、中央アジア、インド、トルコ、ギリシャ、イタリアなどです。

ソウルメイトの中の「ツインメイト」の出会いは自然の出会いとなります。それは、ソウルメイトとして同じグループで生まれ変わっているからです。前世での出会いの懐かしさから、愛がうまれますが、海外での「ツインメイト」との出会いは、多くの場合、恋愛関係も一時的なものとなります。海外での「ツインメイト」との出会いを望む人は、何回も同じ夢に出て来る外国に旅行すると「ツインメイト」に出会う可能性があります。

【映画「慕情」の出会い】

「慕情」という古い映画があります。1955年製作のアメリカ映画です。英語名は、「LOVE IS A MANY SPLENDORED THINGS」と言えば、あの歌のことかと思い浮かぶ方もいると思います。この映画では、二人の男女が出会い、そして、運命の別れがある悲恋物語です。この二人の関係は、ソウルメイトで言えば、「ツインメイト」の関係と言えます。

【映画「慕情」のあらすじ】

時は、1949年、中国人の父とイギリス人の母を持つ女医のハン・スーインは、内戦で夫を失い、香港に出て医療に従事していました。アメリカ人記者のマークと出会い、恋愛関係に落ちました。

映画では美しい香港の景色を背景にハン・スーチンの素敵なチャイナ・ドレスや豪華なオープン・カーなど当時の香港では見られないもので演出されていましたが、夢と情感にあふれた美しいドラマに仕上げられました。

マークはその後、朝鮮半島に起きた戦争の取材のために香港を離れます。しかし、そこで命をなくしてしまいました。ハン・スーチンは、新聞でその記事を読み、彼の死を知りました。彼女は、二人で過ごしたヴィクトリア・パークの丘に立ち、涙を流します。その時、蝶々がヒラヒラと舞います。蝶々は、霊魂が会いに来たとも言われます。マークの霊魂であったかもしれません。

④「ツインメイト」のサルトルとボーボォワールの契約結婚

「ツインメイト」の代表的なカップルと言えば、ジャン・ポール・サルトル(Jean Paul Charles Aymard Sartre 1905~1980)とシモーヌ・ド・ボーボォワール(Simone de Beauvoir 1908~1986)でしょう。二人とも有名な哲学者です。同じ哲学と言う研究者という立場で、ライバルではありますが、契約結婚しサルトルが死ぬまで継続されました。

【サルトルとボーボォワールの関係】

サルトルは、実存主義を主張した哲学者です。自由意志と個人の尊重を重んじた思想を持ち、婚姻関係や子どもを持つことも、必ずしも必要とはせず、異性関係でも自由に性的自由を認めるという立場をとりました。

【ツインメイトとしての出会い】

サルトルは、彼の難しい哲学を完全に理解してくれる女性として、ボーヴォワールを尊敬しました。同時に彼女の美しさにも惹かれました。

サルトルは実存主義者として、いかなる束縛も受けたくありませんでした。結婚して家庭を持つことさえ、束縛と考えていました。しかし、ボーヴォワールを妻にしたいという思いが強くなりました。

そこで、彼が考えたことは、正式の結婚とは違う契約結婚でした。1929年サルトルはボーヴォワールに契約結婚を申し出ました。その契約結婚の内容は、お互いの自由恋愛を保障するというものでした。

その後、サルトルは彼女を愛するあまり、ボーヴォワールと正式結婚をしようと提案しましたが、ボーヴォワールはそれを断りました。ボーヴォワールは、「ツインメイト」として、家庭というもので彼を束縛することを嫌いました。なぜなら彼が家庭を持てば自分自身の実存主義の哲学から離れてしまうことを懸念したからです。

ボーボォワールもフランスの哲学者、作家、フェミニスト理論家です。20世紀のヨーロッパにおける女性解放思想の草分けと言われています。1970年代において、人工妊娠中絶の合法化を求める運動に加わりました。

【ボーヴォワールの結婚に関する言葉】

  • ⑴ボーヴォワールは、結婚に関して「永遠の関係には貞操が必要」と思っていました。しかし、サルトルは「肉体を苦しめる愛なんて馬鹿げている」と言いました。確かにサルトルは女性関係においてはやんちゃな哲学者でした。
  • ⑵ボーヴォワールは、結婚しても友達に、「結婚するってことは、女中になることよ」と言いました。結婚生活には確かにそういう部分があり、女性にとっては、家庭の雑用が多いことが悩みです。
  • ⑶「恋する女の最高の幸福は、恋する男性によって彼自身の一部と認められることである」と言いました。「ツインメイト」である彼女の名言です。
  • ⑷「こんなにも長い間共鳴し合えたこと、それだけですでにすばらしいことだ」という言葉も、「ツインメイト」として彼女が感じたことです。

⑤「ツインメイト」のクラフト夫妻(火山学者)は命をかけて噴火の撮影

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クラフト夫妻は、フランスの火山学者です。彼らも典型的な「ツインメイト」です。1991年6月3日に日本の雲仙岳での調査中に火砕流に巻き込まれて亡くなりました。クラフト夫妻は火山の写真撮影と映画撮影のパイオニアとして知られました。危険な溶岩流のそばまで行き、火山の映像を記録しました。その評価は世界的に高く、生涯で調査した火山の数は184か所になりました。

【ツインメイトとしての二人の出会い】

夫となるモーリス・クラフトと妻となるカティアは、フランスのストラスブール大学で出会いました。気の合った二人の間には愛が生まれました。

わずかな貯金をはたいて地中海のエオリエ諸島に属するストロンボリ島の火山まで旅行に出かけました。そこで、二人は溶岩で靴が燃えるほど近くに行き、火山の噴火を撮影しました。

彼らほど全く同じ研究対象を持ち、お互いに理解できる「ツインメイト」としてのパートナーはほかにありません。彼らが撮る噴火の写真は、誰にもできないものでした。多くの人々が、彼らの噴火の写真に驚き、興味を示したことから、彼らは自信を深め、二人で火山撮影の旅が始まりました。

また、偶然、クラフト夫妻は、活動を始めた火山に最初に到着したため、多くの火山学者から尊敬と羨望を集めました。

【数々の火山の噴火について警告を与えました】

  • ⑴1985年には、コロンビアのネバド・デル・ルイス火山の噴火について、政府に対して、避難勧告を出しましたが、政府がこれを無視したため、2万3千人の犠牲者を出しました。
  • ⑵1988年には、インドネシアのマキアン島のキシ・ベシ火山が噴火する可能性があるので、政府に警告をしました。政府は警告を受け容れて、1万8千人の島民を非難させました。
  • ⑶1991年には、フィリピンのピナトゥボ山の噴火活動が始まった時、ネバド・デル・ルイス山の噴火を撮影しました。撮影されたものを大統領やフィリピンの人々に見てもらい、火山の恐ろしさを認識させました。

夫のモーリス・クラフトは、「私は火山へ接近することで死んでしまうとしても恐れていない。なぜならそのおかげで23年間も様々な噴火を見ることができた。もし明日私が死んでしまうとしても、私はかまわない」と言っています。

「ツインメイト」である妻のカティア・クラフトは夫の決意に同意して、1991年、雲仙・普賢岳の噴火で火砕流が発生すると、夫妻は普賢岳に向かいました。6月3日、噴火を撮影している最中に火砕流に襲われ、同行していたアメリカ地質調査所のハリー・グリッケンやその他41名とともに死亡しました。

⑥「ツインメイト」のキュリー夫妻は二人三脚でノーベル賞を獲得

2017年6月9日総選挙の結果を受けて演説をするメイ英首相と夫のフィリップ

2017年6月9日総選挙の結果を受けて演説をするメイ英首相と夫のフィリップ

photo by HM Government

テリーザ・メアリー・メイ(1956~)は、イギリスの保守党党首です。マーガレット・サッチャーに続くイギリスで2人目の女性の保守党党首かつ首相です。2016年にEU離脱を問う国民投票で、「離脱派」が勝利し、キャメロンが首相を辞任しました。その後、保守党党首となり首相に就任しました。メイ首相は、政治家同士にありがちな妥協を一切しないので、「氷の女王」と呼ばれています。しかし、夫という「ツインメイト」がいなければ、彼女の偉業も成り立ちませんでした。

【ツインメイトとしての夫のフィリップ】

メイ首相の夫は、フィリップ・ジョン・メイです。ロンドンの資産運用会社「キャピタル・グループ」に勤務しています。オックスフォード大学のリンカーン・カレッジを卒業し実業界に入りました。妻のテリーザと大学時代に出会い、意気投合し、1980年に結婚しました。以後、フィリップは、「ツインメイト」として、妻を支えています。

彼は財界に残りつつ、ウィンブルドン地方の保守党協会会長を務め、妻の政治活動に協力しています。彼は、物静かで聡明、礼儀正しく目立たないという評判です。妻の首相就任に際して、エリザベス女王から任命される時も、テリーザの後ろで温かい眼差しで静かに控えていました。まさに「ツインメイト」の鏡です。今後の欧州連合(EU)離脱交渉を率いる妻を助けて、大きな支えになることでしょう。

 

最後に

ここまでの長文をお読み頂き、有難うございます。
「ツインメイト」は、ソウルメイトとして何千年の長い期間の輪廻転生の中でお互いに出会いを繰り返します。ツインメイトは出会いの際に、必ずお互いに以前から知っている感覚を持ちます。何世紀も前からの魂のつながりを一瞬にして感じてしまいます。現世の出会いが、過去からのつながりを持って、前世からの愛の連続であることも認識できるようになります。悪い例の場合は、前世からの「腐れ縁」という有り難くない出会いもあります。良いツインメイトと出会うためには、他人を愛する気持ちを持って、好きな分野での活動を熱心にすることです。

以上、最後までご覧頂き、有難うございました。