生霊を自分で払いたい方へ。
生霊は生きている人が飛ばしている、マイナスのエネルギーです。嫉妬や憎悪の感情が念となって飛んでくるものですが、もしかしたら、生霊を飛ばされているかも?と感じた時に、霊能者などに相談する前に、自分で行える除霊の方法があります。
本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が、自分自身でできる生霊対策をご紹介したいと思います。軽度のものであれば、必ず効果はあるのでぜひ、試してみてください。
生霊とは
生霊は、ターゲットとなった人にのみ取り憑き、飛ばしている人は無意識のことも多いのですが、強い念がある限り生霊を飛ばし続けます。
また、亡くなった人の霊よりもエネルギーが強く払うことが難しいので、生霊のターゲットになった方にとっては人生が変わるほどの悪影響を及ぼすこともあります。
生霊に取り憑かれている時の症例・霊障
自分の症状が生霊によるものか判断したい方は以下の記事をまずご確認ください。
生霊対策①プレゼントなどの処分(加害者がわかる時)
誰が生霊を飛ばしているのかその相手が特定できるのであれば、その人からもらったプレゼントなどはすべて処分しましょう。プレゼントに限らず、その人が部屋に置いていったものや触ったものなど、その人に関するものはすべてです。
携帯のアドレス帳
また、携帯にその人の電話番号やメール、写真などが残っているのであれば、それらもすべて削除します。
生霊対策②部屋の掃除をする
生霊にとって居心地のいい場所
また、生霊に限らずマイナスエネルギーが強い霊は、不潔な場所を好みます。ホコリが多かったり、いろいろなものが散乱している部屋は生霊にとって居心地のいい場所になります。
生霊を遠ざけたい時は、まず、部屋の中を隅々まできれいに掃除してみましょう。掃除が嫌だと思う時こそ、意を決して掃除するのです。
生霊対策③入浴する
入浴での生霊の払い方
- コップに一杯の粗塩・コップに一杯の日本酒・一握りの塩を用意します。
- 湯船にコップ一杯の粗塩と日本酒を入れます。
- 湯船にゆっくりつかりながら、頭部にお湯をかけます。
- そのあと、ひと握りの塩を頭の上に乗せます。
- 10分くらいそのままで湯船に浸かります。
- 頭を洗うときは、頭に置いた塩とシャンプーを一緒に揉み込むようにして洗います。
- 終わったら、また湯船につかって体を温めましょう。
- 風呂から上がるときは、シャワーで体を軽く洗い流します。
生霊対策④ホワイトセージによる対策
ホワイトセージでの生霊の払い方
貝の受け皿に、さざれ水晶を少々。ホワイトセージを燻すために鳥の羽を使います。こうしてホワイトセージを焚くことで、水・火・風・地の精霊たちが力を貸してくれると言われており、これで生霊を追い払うことができます。
ホワイトセージや受け皿、水晶などのグッズは、パワーストーンのお店などで購入できます。
生霊対策⑤マジカルオイルによる対策
アロマテラピーなどで使われているオイルの中に、霊的な効果があるマジカルオイルと呼ばれているものがあります。「Rue」というマジカルオイルは、人の思い…特に悪意から守ってくれる香りで、霊能者の生霊祓いなどでも使われているものです。
アロマランプを使って焚いたり、首筋や手首に塗ったりしても効果があります。スプレータイプのものも市販されているようなので、自分の好みの方法で使ってみてください。
生霊対策⑥パワーストーンによる対策
どんな石にどんな効果があるのかは、パワーストーンのお店などで確認できます。また、石との相性もあるので、自分を守ってくれそうだと直感できるものを、実際に見て購入することをおすすめします。
パワーストーンのブレスレットは、入浴する時以外は、できるだけ身につけているのが効果的です。
生霊対策⑦真言(マントラ)を唱える
真言はサンスクリット語でマントラといいますが、古代インド発祥の仏教の経典、いわゆる呪文のようなものです。真言は唱えている人のエネルギーの浄化、波動の向上にも効果がありますが、マイナスエネルギーを跳ね飛ばす力があるとされています。
災難が消滅する最強の真言と言われているのが「光明真言」で、これは生霊対策としても効果があります。
真言(マントラ)
「おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まに はんどま じんばら はらばりたや うん」
これを無心で、感謝の心をもって声に出して唱えます。
真言は密教の修行を受けないと唱えてはいけないものもありますが、「光明真言」は誰でも唱えていいとされているもので、生霊対策の他、願望達成、先祖供養などにも有効です。
生霊対策⑧自身の波動向上
高い波動を持つこと、それはいつも愛と感謝に満ち溢れた心で過ごすことです。愚痴や文句を言わず、いつも楽しい気持ちで過ごすことです。こちら側の波動がいつもキラめいていれば、生霊などのマイナスエネルギーは一切寄ってくることはありません。
その他の生霊対策
最後に
日頃の人間関係においても、自分自身をしっかり持っていないと誰かに振り回されて大変な目にあったりしますが、生霊も同じように考えるといいかもしれません。弱みに付け込んだり、陥れようとしたり…確固たる自分というものを持っていないと生霊に振り回されて、体調が悪くなったり精神的に疲れたりするのです。
生霊を飛ばされている、とり憑かれていると思ったときは、誰かとの人間関係を絶つのと同じように、速やかに対策を講じましょう。
生霊を自分で追い払える対策は
- ①プレゼントなどの処分(加害者がわかる時)
- ②部屋の掃除をする
- ③入浴する
- ④ホワイトセージによる対策
- ⑤マジカルオイルによる対策
- ⑥パワーストーンによる対策
- ⑦真言(マントラ)を唱える
- ⑧自身の波動向上
以上、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。