胃潰瘍になった方へ。
胃腸は心の影響をとても受けやすいデリケートな臓器です。悔しい気持ち、怒りの感情などネガティブな思いはお腹に溜まりやすく、抑圧された感情は胃腸を傷つけてしまうことがあります。胃潰瘍はそんなネガティブなエネルギーが影響して起こっているのかも知れません。日常生活の中でのケアと合わせて、もたらされたヒントに目を向けてみてください。これからの人生の中で、少しでも同じ経験を繰り返さないようにするために。
本記事では、エンジェルカードリーダー、チャネラー、メンタルケア心理士のkimihamが胃潰瘍になった時のスピリチュアルな意味をお伝えします。
胃潰瘍のスピリチュアルな意味①無理し過ぎないようにしましょう
胃潰瘍になったのは、「限度を超えて頑張り過ぎていますよ」とスピリットガイドが警告しているのかも知れません。
これ以上の無理は、「あなたの身体に負担をかけるばかりでよいことはない」と告げられています。仕事や家のこと、地域・学校の役割など、もう充分やっていることを自覚しましょう。そして、できないことはできないと伝える勇気を持ちましょう。
一人で頑張り過ぎないようにしましょう
真面目な人ほど周りのことや後のことを考えて、できる以上のものをこなそうと無理をする傾向にあります。その反面「してくれる人がいるならいいや」と見て見ぬふりをして、任せきりにする人も残念ながら存在します。今取り組んでいることは、あなた一人が頑張ればいいことなのかどうか見直してみる必要があります。その時できるだけの努力をしてそれでも時間が足りない場合は、それ以上引き受けるのは無理と伝えサポートをお願いしましょう。
それぞれの学びを全うする時です
例えばあなたが誰かに仕事を頼んだ時、相手の人に「私はできないからあなたがやって」と言われたとしましょう。そこには、あなたには“できないことを手伝ってもらう”“必要なことをきちんと伝える”という学び、相手の人には“手助けをする”“嫌なことでも受け入れる”という学びがあります。個人的に請け負った仕事でない限り、同じ目標の中で仕事をしなくてはならないのであれば助け合う必要があります。
学びはあなたに必要な課題です
きちんと話して伝えることができたなら、仮に何か言い返されたとしてもあなたは一つ学びをクリアしたことになり、あなたの魂はステップアップすることができます。反面、伝えることができない時は、また違った形でそうせざるを得ない状況が訪れることになります。同じように、相手の人は頼まれたことを受け入れることで、またどうしても無理なら正当な理由を伝えることで学びをクリアすることができます。でも簡単に断ってきた場合は受けるべき学びを拒否したことになり、もっと分かりやすい形で、場合によっては厳しい学びを負うことになります。それぞれに与えられた学び(課題)は、理解されるまで何度も訪れることになります。
胃潰瘍のスピリチュアルな意味②ノーと言いましょう
胃潰瘍になったのは、「はっきりノーと言いましょう」というスピリチュアルな意味があるのかも知れません。
これは前述したことにもつながるのですが、ノーと言えない人は我慢を重ねて抑圧した感情を溜め込んでしまいがちになります。陰と陽が存在するこの世界は、できることがあればできないこともあって当たり前。無理な時ははっきりノーと言いましょう。
上手に断る人を観察しましょう
世の中には断るのがとても上手な人がいます。飲み会の席で、今日は気が乗らないなと思った時、場をしらけさせることなく断る人。無理なお願いごとをされた時、相手が納得できる形で断る人。そんな人が身近にいたら、どのように話しているのか観察してみてください。そういう人のほとんどは、ただ素直な気持ちを伝えてるだけで、常に大きな理由がある訳ではありません。話し方、声のトーン、伝え方を工夫することで相手を納得させることはできるのです。
素直な気持ちを伝えましょう
「嘘も方便」と言われるように、相手のためになる嘘なら時には必要なこともあるでしょう。でも断る理由としてつく嘘の場合、あとでつじつまが合わなくなるなら初めから正直な気持ちを伝えるのがベストです。「もっともらしい理由をつけなくては」と考えて作った嘘は、あとでボロが出てあなたの評価を下げてしまうことにもなりかねません。素直な気持ちを伝えるのは勇気のいることですが、濁りのないまっすぐな気持ちは人に伝わるのです。
エゴに振り回されないようにしましょう
本当はこうしたいという気持ちに対して、エゴはあなたの心に「そんなことをしたら周りにどう思われるか分からないよ」「それって自分のことしか考えていないよね」などと否定的な言葉を投げかけてきます。でもそれは、あなたの本気度を試すために投げかけられた言葉のようなもの。本心に勝るものはありません。周りの目ばかり気にしていると、エゴがどんどん大きくなってしまいます。まずは本心を肯定的にとらえることから始め、周りの価値観に囚われないようにしましょう。
胃潰瘍のスピリチュアルな意味③思い込みだと気づく時です
胃潰瘍になったのは、あなたが辛いと思っていることが思い込みであることを告げているのかも知れません。
ネガティブな気持ちに包まれている時は、何を見ても悪い方に考えてしまいがちになります。そのままを捉えているつもりでいて、その時の気持ちに一番都合のいい形に受け止めていることが実に多いのです。あなたが嫌だと感じていることの中には思い込みが隠れているようです。一旦気持ちをリセットし、あるがままを受け入れるようにしましょう。
よいところから見るようにしましょう
思い込みで悪い方に意識が傾いている時は、よいところから見ていくようにしましょう。改めて見直してみると、悪いところは思っていたより少ないことに気づくと思います。人間は悪い方に流れるのは簡単にできているので、そんな時こそプラスアイテムを探し、流れを変えてしまいましょう。
信頼できる人の声を聞いてみましょう
あなたが今迷っていること、悩んでいることがあったら、信頼のおける人に相談してみてください。その人はどんなことを話してくれるでしょうか。その人の目には、その状況がどんなふうに映っているのでしょうか? 実は思っていたより重要なことではなかった、心配するほどのことはなかったということになるかも知れません。違った人の目を通して見ることで、本当の姿を捉えやすくなります。これは違った価値観を参考にすると隠れていた部分が見えやすくなるためで、情報が多くなれば、より確かな判断がしやすくなります。
胃潰瘍のスピリチュアルな意味④視野を広げましょう
胃潰瘍になったのは「視野を広げましょう」というスピリチュアルな意味があるのかも知れません。
胃潰瘍になる時は、かなり自分を追いつめて視野が狭くなっていることがあります。自分でそれに気づいていても、そんなはずはないと認めたくない気持ちがさらに追い打ちをかけているのかも知れません。でも、追いつめることは逃げ道を失くし、解決の糸口さえ閉ざしてしまいます。まずはその場所を離れ、まったく別の空気を吸ってみましょう。今のあなたはリセットすることが必要なのです。
私たちに見えているのはほんの一部です
私たちが普段見ているこの世界は、世の中のほんの一部に過ぎません。「これで完璧」と思った時点で成長は止まり、世界を広げることができなくなってしまいます。何も分からなくて当たり前、知らなくて当たり前。だから迷うし悩むのです。知らないことの方が断然多いことに気づいてください。
想像力を楽しみましょう
想像力をつけることは、いろいろな発想や考えを生み出す元にもなります。想像力を働かせ、育て、それを楽しんでみましょう。時に的がずれてしまったり、奇想天外な発想に笑ってしまうかもしれません。でもそれくらい楽な気持ちで見る余裕が持てれば、簡単に自分を解き放つことができるようになるでしょう。
一旦逃避するのも方法の一つです
発想に行き詰まったら、一旦それらのことから離れるのも一つの方法です。側にいたらつい考えてしまうのなら、しばらくの間真逆の環境に身を置いてみましょう。普段しないこと、普段行かない場所、普段食べないものを取り入れて、それまでの自分をリセットさせましょう。雑念が消えると新しい光を取り込みやすくなります。