癌になってしまったスピリチュアルな意味を知りたい方へ。
癌はスピリチュアルの病気だとも言われています。癌になってしまった時、その現実をどう受け止めればいいのか。そして、これからどうすればいいのか。そのヒントをスピリチュアルの観点から考えてみたいと思います。
本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が、癌になってしまったスピリチュアルな意味をお伝えします。
癌は因果律によるもの
物事の全てにおいて、それが起こるための原因が必ずあるというのが、因果律です。つまり、原因がないと何も起こることはないのです。
癌になったのも必ず原因があるということになりますが、その原因とは、スピリチュアルでは魂が不自然な状態で生きてきたことにあると考えられています。
本来の魂のあり方に戻らない限り、いつかまた再発する
肉体に形として見えている癌は、摘出手術や抗がん剤によってなくすこともできますが、本来の魂のあり方に戻らない限り、いつかまた再発する可能性もあります。
癌を完治させるためには、自分自身の内面を見つめ直し、魂を本来の姿に戻していかなければなりません。
癌の原因は自己否定や自己犠牲
自分ではそんなつもりがなかったとしても、心の状態や無意識下の思考がそうであった場合、やがて癌という形で肉体に現れてくるのです。
例えば、人から見て仕事を真面目にがんばっている人でも、何かうまくいかないことがあると全ては自分のせいだと思い込む癖があったり、誰かに自分の業績を認めてほしいばかりにもっともっと頑張らなければならないと思ったりするなど。
生き方を見つめ直すチャンス
自己否定や自己犠牲は、あるがままの自分、本当の自分を生きていないということです。そのことに、これまで気づかないでいた、あるいは気づかないふりをしていたのかもしれません。
今の時代、癌は不治の病ではありません。病院で治療を受けることはもちろん大切ですが、これまで自分がどのような生き方をしてきたかということを見つめ直すチャンスかもしれません。
癌を作り出すのはネガティブな感情のエネルギー
幼い頃からのトラウマ、深く傷ついた経験、恨み、怒りなど、しっかり向き合うことをしないで、蓋をしたり放置したりしてきた感情はありませんか。
人間は喜怒哀楽、感情を表現することを許されている生き物です。ネガティブな感情を持つことは悪いことではありません。怒ったり泣いたりすることも人生です。
これまで、ネガティブな感情を持ってはいけないという思い込みはなかったでしょうか。怒りたくなっても我慢したり、人前で涙を見せないようにしたりということが続くとその感情を手放すことができなくなるので、結果的に自分を苦しめ、傷つけてきたことになるのです。
閉じ込めてきたその感情を手放しましょう
もし、心当たりがあるのなら、今こそ深い部分に閉じ込めてきたその感情を手放しましょう。
手放す方法は、自分自身を許すことです。これまでの自分を許し、今生きていることに感謝する気持ちを持つことで、ネガティブなエネルギーに侵されていた心が浄化されます。
心の中が浄化されることで、肉体に現れた病気も快方に向かうのです。
癌を癒すには過去のできごとと向き合う
癌になるのは、心の中にあるネガティブな感情に気づいてほしいというサインだと考えることもできます。
でも、あなたの魂はそれに気づいてほしかったのです。本当の自分自身を取り戻してほしいと思っているのです。その時、なぜそんな辛い思いをしたのか、本当はどうしたかったのか、何をしてもらいたかったのか、素直な気持ちで思い返してみましょう。
それが、癌を癒すことになるのです。癒しの力は、きっと快方に向かわせるでしょう。
癌を治すためには気の流れをよくする
癌の治療は、もちろん薬や手術など医学的な治療は欠かせないものです。ただ、人間にはもともと自然治癒力が備わっているので、その力を引き出すことで、医学的な治療の効果も早くなるといいます。
スピリチュアルでは、人間の体の中には気の流れがあるとされています。プラーナなど他にも呼び方はありますが、どちらにしても目に見えないエネルギーが流れているということです。
自然治癒力を高めるためには、気の流れをよくすることです。「邪気」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、悪い気が流れている時の状態が邪気に侵されているということ。
気の流れがあることを証明した実験
水を入れた2つの容器にそれぞれ、
- 「ありがとう」
- 「バカ野郎」
という言葉を書いた紙を一晩貼っておくという実験があります。
「ありがとう」と書いた紙を貼っていた水を、凍らせてから顕微鏡で結晶を見てみると、とても美しい宝石のようでした。一方、「バカ野郎」と書いた方は、醜く変形していたのです。
この実験は、誰がやっても、何度やっても同じ結果になりますが、これが気の流れというものです。
癌は魂を向上させるための経験
私たち人間は肉体と精神、魂を持って生きています。私たちがこの世に生まれてくるのは、魂を向上させるという目的があります。
魂を向上させるためのプロセスとして、辛い経験や苦難を乗り越えなければならないこともあります。
医学的な進歩は別として、癌が治ったという方の多くはなぜ癌になったかということを考えたり、自分自身の内面を見つめ直したりできたことで、考え方や生き方を変えることができたといいます。
これまでの価値観は単なる思い込みだったこと、物質的なものだけでは得られない精神的な豊かさがあったなど、これまでわからなかった気づきもたくさんあったようです。
癌は恐ろしい病気かもしれませんが、自分の魂を向上させるための苦難であると考えたなら、この経験から気づかなければならない何かがあるのかもしれません。それをゆっくり考えてみましょう。
最後に
癌になってしまった時は悲観的になるかもしれませんが、現状をどのように受け止めるかによって、今後の人生も変わってくると思います。心身ともにゆっくり休養しながら、自分自身を見つめ直す時間を持つことですね。
癌になってしまったスピリチュアルな意味の要点は
- 癌は因果律によるもの
- 癌の原因は自己否定や自己犠牲
- 癌を作り出すのはネガティブな感情のエネルギー
- 癌を癒すには過去のできごとと向き合う
- 癌を治すためには気の流れをよくする
- 癌は魂を向上させるための経験
以上、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。