台風で不幸な目に遭った方へ。
天災は突然に訪れます。どうすることもできない現象によって、はかり知れない悲しみを背負うことになった現実に理不尽さを感じずにはいられないでしょう。なぜ今だったのか、なぜ自分だったのか?台風はただの自然現象ではありません。高次の仲間やガイドたちから伝えられたメッセージが、そこには込められているのです。
ここでは、台風で不幸な目に遭った方へのスピリチュアルメッセージをご紹介いたします。
台風のスピリチュアルメッセージ①
リセットするために与えられた試練なのです
深い悲しみと大きな犠牲を余儀なくされ、浮かんでくるのは後悔と涙ばかり。未来に希望が持てなくなったとしても仕方のないことです。なぜこのような現象に遭遇してしまったのでしょう?それはスピリチュアル的観点からみると、「新たな時代(空間)に向かうために変化を起こす必要があった」というメッセージなのです。
負のエネルギー
今の私たちは、豊かさの中で多くのものを抱えながら生きています。そこには物理的なものだけでなく目に見えない感情や思考も含まれていて、手放すものより入ってくるものの方が多く、増え続ける一方です。それまで生きてきた過程で身についてしまった負のエネルギーは個々や空間に蓄積され、風通しを悪くして波動を下げてしまいます。波動が下がると、地球も私たちも成長することができません。
地球をクリアな状態によみがえらせる
そんな状況をリセットし、地球をクリアな状態によみがえらせ、あなたは生まれたときのあなた(ハイヤーセルフ)に立ち返るために否応なく変化する場を天から与えられたのです。「なぜここなのだろう? なぜ私なのだろう?」と思われたことでしょう。それはいち早く生まれ変わる必要のある場所だったからであり、まずあなたに気づいて欲しかったからなのです。
目に見える大きなものでなくても、それぞれ一番よい時期に一番適切な方法で、今もあらゆるところで変化が起こっています。
台風のエネルギー
台風は強い風と雨を伴います。風はものを吹き飛ばす変化の象徴であり、雨は流し去る力を持っていますが、それだけではありません。台風は大きな渦によって上に巻き上げられる=強い力によって浄化を加速させる役割を持っています。地球規模のエネルギーで上空に押し上げられた負の波動は地球のエネルギーによって浄化され、新たな空気を取り込んでクリアな状態を作り出します。エネルギーが強い分だけ浄化が加速されることになります。
台風のスピリチュアルメッセージ②
本当に大切なものに気づくための経験を与えられたのです
普段生活しているときには、今がどれほど恵まれているかということに気づきません。便利な世の中にいて、何でもあって当たり前になっています。でも、何の問題もなく普通に暮らせるということは実はとても貴重で幸せなことなのです。失ったからこそ輝いていた毎日に気づき、本当に大切なものに気づく。この経験は、台風を通じて伝えられたスピリチュアルメッセージなのです。
困難の中だからこそ気づくもの
災害を経験してから、普段会話も交わさなかった人と話したということはありませんか?人は一人では生きていけません。それぞれの弱さを持ち、支えあって生きていきます。見ないで済ませてきたものにスポットを当て、感謝することの大切さを、台風という災害を通して教えてくれたのです。
辛い体験でしたが、この気持ちを忘れずにいて欲しいというスピリチュアルメッセージです。あなたはひとりではないのです。
台風のスピリチュアルメッセージ③
心の目を開きましょう
台風が遺した辛い経験の中には「心の目を開きましょう」というメッセージが込められています。
不幸な経験を経たことで、「価値観が変わった」「ものを見る目が変わった」と感じている方もいらっしゃることでしょう。試練はただ辛い体験を強いるだけのものではありません。眠っていた眼を開かせ、外見だけでは分からない大切なものを見抜く力を与えてくれます。
何もなくなったからこそ見えてくるものがある。何が本当で何が嘘なのか、見極める目が開かれています。あなたもきっと、それに気づくことができるでしょう。
目に見えるものと見えないもの
生死にかかわるほどの状況に置かれると、無意識のうちに本当に必要なものだけを選別するようになります。そんな生きていくための知恵は、精神面でも確かな目を成長させてくれます。外見でなくそれぞれの本質を見ることができるようになります。
相手の核となる部分で判断し行動できるようになれば、豊かな人間関係を築くことができ、安心して暮らすことができるようになります。それはどれほど年月を重ねても変化することのない力強い絆となり、生きる力となるでしょう。
台風のスピリチュアルメッセージ④
地球からのメッセージでもあります
多くのメッセージが届けられている中で、忘れてはいけないことがあります。それは「地球が発した言葉」だということです。
元来、大自然と人間は互いを尊重しながら共存してきました。でも私たちは自己の豊かさを求めるがゆえに、自覚があるなしにかかわらず自然に大きな負担を強いてしまいました。私たちが困ることのない生活を手に入れた陰で、泣いている命もあったということです。自然災害は地球の悲鳴でもあるのです。
大自然に感謝を
私たちは自分の力だけで生きているように思っていますが、実は生かされているということに気づきましょう、というメッセージが伝えられています。
今まで安心して生きてこられたのは、目に見えない多くのサポートを受けてこられたからです。自然の恵みを得て、私たちは成長し発展してきました。そのことを忘れないで欲しいという自然からのメッセージなのです。