お盆にご先祖様を迎える時に大切な8のこと

お盆はこの世に帰っていらっしゃるご先祖様たちを迎える大切な仏教行事です。全国各地で盆踊りや花火などいろいろな催し物も繰り広げられます。

地域によってそれぞれの風習もあるかもしれませんが、一般的には家に帰ってくるご先祖様をお迎えするにあたり、どのようなことに気を付けなければならないのか、その大切なポイントをまとめてみました。

 

お盆にご先祖様を迎える時に大切な8のこと

 

お盆の由来

お盆はもともとサンスクリット語で「ウランバナ」といいます。それを音写したものが盂蘭盆(ウラボン)盂蘭盆会(ウラボンエ)で、省略されてお盆と言っています。

「盂蘭盆」には逆さ吊りの苦しみという意味があります。そして「盂蘭盆会」は、生前の行いが悪かったため地獄道や餓鬼道に落ちた人を救うために、その人に代わって功徳を積む供養のことです。

お盆の由来は、「盂蘭盆経」が元になっています。それは、釈迦の弟子だった目連が、亡くなった母が餓鬼道に落ちてしまったのを助けるために釈迦に教えを乞い、「7月15日(旧暦)に安居の修行を終えた僧たちにたくさんごちそうして供養しなさい。そうすれば父母も母も、親族全てが苦しみから逃れることができるでしょう」という釈迦の言うとおりにしたところ、亡くなった母は無事に往生できたというもの。

そして、目連はこの供養を後世まで残したいと言い、釈迦が7月15日(旧暦)の行事にしたと言われています。

もともと日本には先祖崇拝の風習があったため、盂蘭盆経の伝来とともに今のお盆行事になっていったようですが、ご先祖様に感謝をささげる大切な日となりました。

お盆の期間

盂蘭盆の行事は、平安時代には定着していたと言われていて、その頃から7月15日を中心とした7月13日~16日までがお盆の期間でした。

それが、明治時代になって太陽暦が導入されると、8月にお盆をする地域も出てきたのです。7月15日は新暦の8月15日頃なので、8月13日~16日にお盆の行事をする地域が増えてきました。

どちらにしても、13日は盆の入り、16日を盆の明けと言います。

仏壇飾り

盆提灯

お盆に向けて、仏壇やお墓の掃除などは5日くらいまでに、お供え物やろうそく、線香などは12日までに準備しておきます。

そして13日の午前中までに、精霊棚、盆提灯などで仏壇飾りをします。これは家に帰って来るご先祖様へのおもてなしです。

精霊棚というのは、小さい机の上に真菰(まこも)のゴザを敷いたもの。精霊棚を使わず仏壇を使う地域もありますが、いずれにしても、ご先祖様が好きだった食べ物やお供え物、物価などを飾りつけます。

盆提灯は綺麗な絵柄がついているもので、精霊棚の左右に置きます。これは先祖が帰ってくる場所がわかるようにという目印になると言われています。

お盆の間はご先祖様がいらっしゃるのですから、感謝の気持ちを込めてお花の水を取り替えるなどお世話をしてさしあげましょう。

精霊棚に飾るキュウリと茄子

精霊馬・精霊牛

精霊棚には、割り箸などで足を付けたキュウリの馬、茄子の牛を飾ります。これを精霊馬、精霊牛と呼びますが、精霊馬にはご先祖様に対して「馬に乗ってこの世に早く帰ってきてください」という思いが、精霊牛は「あの世に変える時は牛に乗ってゆっくりかえってください」という意味があるといいます。

なぜキュウリと茄子になったのかはわかりませんが、たぶん季節の新鮮な野菜を大切なご先祖様にお供えするということかもしれません。馬と牛を藁で作る地域もあるようですが、ご先祖様に対する思いを込めて飾りつけするものです。

迎え火・送り火

迎え火・送り火

▼迎え火というのは、先祖様の霊が迷ったりしないように、目印の火を炊くという風習です。一般的には盆の入り13日の夕方に行われます。

お墓で行う地域、家の玄関先で行う地域様々なようですが、一般的には家の玄関先で焙烙という素焼きの皿の上でオガラを炊いてご先祖様の霊をお迎えします。

▼送り火は16日の夕方、ご先祖様がお帰りになる時に、同じ場所でオガラを炊いて送り出します。京都の大文字焼は、その送り火の行事として全国的にも有名です。

現代の住宅環境によっては、この迎え火や送り火はできないかもしれませんが、盆提灯が目印になっているので、無理に行わなくてもご先祖様は迷ったりすることはないと思います。

ちなみに浄土真宗の場合、亡くなった人は全て極楽浄土で往生しているという教えなので迎え火・送り火の風習はありませんが、仏様とご先祖様に報恩感謝の思いを捧げるために、盆提灯だけは飾るようです。

お墓参り

お墓参りは、あの世から帰ってくるご先祖様を迎えに行くという意味で13日に行くのがよいとされています。

しかし、どうしてもいけない時は他の日でもかまいません。大切なのはご先祖様を供養するという気持ちです。お盆のお墓参りは、ご先祖様に対して半年を無事に過ごすことができたという感謝の気持ちで祈るためにあるとも言われています。

仏教行事はちょっと…という方でも、時々はお墓参りをして、ご先祖様からのつながりがあったからこそ、今自分が生かされているという意味を考えてみるのもいいかもしれません。

迎え火をお墓で行う地域は、そこでお迎えしたご先祖様を一緒に家に連れて帰るという意味があるようです。

初盆

亡くなった方の四十九日を過ぎてから初めて迎えるお盆を初盆と言います。初盆の時の盆提灯は、一般的に絵柄のない白いものを用意します。

初盆には僧侶や近親者を招いて法要を行いますが、13日のお墓参りにはお墓でも住職に読経してもらいます。ご先祖様たちと一緒に初めて家に帰ってこられる故人に対しては、念入りに供養するということですね。

法要のやり方は地域や宗派によって違うかもしれませんが、読経が終わった後は、亡くなった方を思いながらみんなで食事をします。家族を大切に思う気持ちは、ご先祖様を感謝する気持ちにもつながること。きっと、ご先祖様もお喜びになると思います。

感謝の気持ちが一番大切

日本には古くから伝えられてきたお盆の風習がありますが、現代の生活で行うにはなかなか難しいものもあります。それも仕方がないことであり、大切なのは飾りつけや形式ではなく心だと思います。

お盆は親戚や家族が集まる時期。お盆になったら、普段会うことができない遠くにいる親戚にも会えるという方もいるかもしれませんが、これもご先祖様がくださったご縁だと思います。

ご先祖様はみんなが集まっているその場所に帰って来ることを楽しみにしています。今私たちがこの世に存在しているのは、ご先祖様の存在があったからです。お盆は、ご先祖様にその感謝の気持ちを伝えるのが一番大切なことなのです。

 

最後に

私たちがこの世に生まれ生きているのは、ご先祖様の存在があったからです。お盆はその感謝の気持ちを思い出すための大切な行事です。しきたり通りにはできないとしても、お盆には自分ができる限りのことをしてご先祖様に感謝の気持ちを伝えたいですね。

お盆にご先祖様を迎える時に大切な8のこと

・お盆の由来
・お盆の期間
・仏壇飾り
・精霊棚に飾るキュウリと茄子
・迎え火・送り火
・お墓参り
・初盆
・感謝の気持ちが一番大切


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