ムカデを見た時のスピリチュアルな意味を知りたい方へ。
ちょっとグロテスクな姿をしたムカデ。毒を持っていたりもするので、あまり近づきたくないと思う方も多いと思いますが、昔からムカデは運気が上がる縁起の良い生き物であるとされてきました。
そういう意味では、ムカデを見るということも決して悪いことではないはず。良い知らせを運んできてくれているに違いありません。
本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がムカデを見た時のスピリチュアルな意味をお伝えします。
ムカデには「前進」というスピリチュアルな意味がある
協力し合いながら目標に向かって進んでいくことを暗示している
また、ムカデの体は頭の部分と多くの体節から成り立っている胴体の部分がありますが、大勢の人が規則正しく行進しているようにも見えることから、「みんなで協力し合う」という意味も持ち合わせているとされていて、お互いに協力し合いながら目標に向かって進んで行くということを暗示しています。
ムカデは毘沙門天の使い
ムカデは古くから毘沙門天の使いだとされてきました。
毘沙門天が信仰されるようになったのは平安時代のこと。室町時代末期から七福神の一尊とされるようになりました。
金運や財運などの御利益がある神様として人気がありますが、その姿は甲冑を身につけた武将のように見えます。これは、福の神としてだけではなく戦いや勝負事にも御利益がある神様だからです。
武田信玄の武具や旗指物にはムカデの絵が描かれていた
戦国武将の武田信玄は毘沙門天を信仰していたことでも有名ですが、甲冑などの武具や旗指物にもムカデの絵が描かれていていました。「百足の旗指物」を持つことができるのは武田の武士でも強者だけであり、名誉の旗指物だったと言われています。
戦国時代に甲冑や刀などを作っている鍛冶師や鉱山師などの間では、ムカデが崇拝されていたという話も残っています。
ムカデを見た時は金運がアップする
宝くじを買って高額当選した人もいる
現代においても、ムカデを縁起物と思っている方もたくさんいて、ムカデを見たあとで宝くじを買ってみたら高額当選したという話もあったりします。目にしたムカデが大きければ大きいほど、金額も大きくなるとか。
だからといって、欲に駆られてムカデを探し回るというのはよくないことですが、幸運を運んできてくれるというのは確かなことかもしれません。
ムカデを家の中で見たら幸運が舞い込む
ムカデはもともと外で生息する生き物ですが、家の中に入ってくるのはゴキブリなどの虫を食べるためです。ずっと家の中に住み着くことはないのですが、洗濯室や洗面所など湿った場所で遭遇することもあります。
幸運はお金にまつわることが多い
何か幸運なのかは人によって違いますが、売り上げが上がる、臨時収入があるなどお金にまつわることが多いようです。
現実的な問題として、家の中のムカデはすぐに駆除したくなるかもしれませんが、良い知らせを持ってきてくれているということは心に留めておいてください。