バシャールが勧める「ワクワク」とは何かを知りたい方へ。
地球外知的生命体のバシャール。アメリカのチャネラー、ダリル・アンカは、そのバシャールと交信し、いろいろなメッセージを受け取っています。
バシャールのメッセージの中には「ワクワクすることをしなさい」という言葉が何度も出てきますが、ワクワクすることとは一体どのようなことなのでしょうか。
本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が、バシャールが勧めるワクワクとは何か分かり易く解説いたします。
バシャールとは
バシャールは、エササニ星に存在している意識の集合体で、1980年代になってから、アメリカに住むダリル・アンカというチャネラーがバシャールと交信できるようになり、たくさんのメッセージが紹介されています。
バシャールという名前は、バシャール自身がつけたという事ですが、アラビア語で指揮官、存在、メッセンジャーという意味です。
ワクワクは英語のexcite、excitingを訳した言葉
アメリカのダリル・アンカが受け取ったバシャールからのメッセージをまとめた著書は、これまで何冊も出版されています。
日本でバシャールが知られるようになったのは、1987年にダリル・アンカが初めて日本に訪れたことがきっかけで、日本語版の書籍も出版されるようになりました。
自発的にワクワクする
バシャールの「ワクワク」という言葉は、英語のexcite、excitingなどを訳したものです。exciteを辞書で調べると、興奮する、扇動する、刺激するなどの意味が出てきますが、誰かの言動によってワクワクする、楽しくなるということではなく、全ては自発的なものであるということに気づきます。
ワクワクしながら何かをしている状態
バシャールは「ワクワクする気持ちに従って生きることが人生の目的である」と言っていますが、それは何かしていることでワクワクするということではなく、ワクワクしながら何かをしている状態を意味します。同じように聞こえるかもしれませんが、意味を取り違えると全く別の生き方になってしまいます。
単純にワクワクしていたその状態
恐れを知らず、何も考えずに、やりたいことをやっていた子どもの頃の感覚を思い出してみましょう。そこにはワクワクする理由などなかったはずです。単純にワクワクしていたその状態が、バシャールの言う「ワクワク」なのです。
一番高い波動でいる時にワクワクする
宇宙の全てはエネルギーでできています。エネルギーによって振動数もそれぞれ違います。「あの人とは波動が合わない」と言ったりするのも、その振動数が違うために合う、合わないということになります。
私たち人間のエネルギー波動は、心のあり方や生き方で変わります。エネルギー波動が高ければ高いほどポジティブな感情になり、充実した人生を送ることができるのです。
楽しいことをしている時の感覚を思い出すことでワクワクがわかる
ワクワクするということを理論理屈でわかろうとするのは難しいかもしれないので、これまでで一番楽しい時間を過ごした経験を思い出してみましょう。
楽しいことをしている時は疲れを感じることもなく、時間も早く過ぎていくという感覚があったと思います。そして、その後に感じた充実感や達成感もあったはずです。それが、ワクワクするということです。
本当の自分になりたい時はワクワクすること
自分は何ものなのかと思ったことはありませんか?
何のためにこの世に存在し、何をすればいいのか…日本の現在社会において、それを考える人が増えてきているといいます。
例えば、物質的な豊かさを手にしても、それだけで心が満たされるわけではない、幸せになったというわけではないと気付いたという方もいたりします。
バシャールのメッセージが注目され始めたのも、そんな自分探しをしている方のヒントになることが多いからではないかと私は思っていますが、ワクワクすることをやっていくと、本当になりたい自分にたどり着きます。
これまであきらめていたことを思い切ってやってみる
すごくやりたかったことなのに、誰かに反対されたり諦めたりしてできなかったこと、あるいは、それを考えただけでもワクワクしてやってみたくなることはありませんか?
それを、とりあえずやってみることです。結果を恐れることなく、「とりあえず」です。そして、思い切ってやってみた時の自分の心の中を観察してみてください。ワクワクしましたか?
達成感で幸せな気分になったかもしれませんし、もしかして、誰かに反対されたから意固地になってやりたかったと思っているだけのことだったかもしれませんが、それを繰り返していくことでワクワクとはどういうことなのかがわかってきます。そして、本当の自分を生きることができるようになります。