肺の調子が悪い方へ。
症状はその時一番弱いところに出てきます。肺は呼吸して酸素を循環させることから、「流れ」をポイントにメッセージを読み解くことができます。気の流れや時間の流れ、循環させることなどに関わることの中に、あなたに気づいて欲しいメッセージが隠れています。
私たちは毎日時間の流れに乗って命を育み、それを止めることはできません。変化は時として不安をあおるけれど、流れを意識すると前に進むことへの不安が少し楽に感じられるようになります。肺に起こった現象は、あなたが流れにうまく乗れるように背中を押してくれているのかも知れません。
本記事では、エンジェルカードリーダー、チャネラー、メンタルケア心理士のkimihamが肺の調子が悪い時のスピリチュアルな意味をお伝えします。
肺の不調のスピリチュアルな意味①環境を整えましょう
肺の調子が悪いのは、今いる場所はあなたらしさを失わせている可能性があるとスピリットガイドが告げているのかも知れません。
人はみな、それぞれ気を持っています。似たタイプの気が集まる場所であれば調和のエネルギーがすぐに生まれるので自然体で過ごすことができるのですが、性質の異なる気を持つ同士が同じ場所にいると違和感や居心地の悪さを感じ、自分らしさを出すことができません。気が合う、合わないと言われるのは、目に見えないエネルギーが影響し合っているからなのです。今あなたが長い時間過ごす場所は、あなたと合わない気があふれているのかも知れません。なるべくその場所にいなくて済む方法を考える必要がありそうです。
場の影響を受けない方法①その場所から離れる
場所や環境に影響を受けている時は、そこから離れるのが一番です。その場所にいると毎回嫌な気分になったり居心地の悪さを感じるなら、そこはあなたにとってよい場所ではないのです。あまりに影響が大きい場合は、引っ越しをするなど大きな決断が必要になることもあります。
場の影響を受けない方法②その場所を守る神さまや精霊と仲良くなる
もう一つの方法として、その場所を守っている神さまや精霊と仲良くなるという方法があります。転勤してきてそこに住まなくてはならない、実際住んでみたら違和感を感じたけれど簡単に引っ越すことができないという時の選択肢の一つとして、助けになる方法です。
その土地を愛し、大切にしましょう
あなたが移り住む前からその場所を守っている神さまたちがいます。まずはその場所で生活を始めることを受け入れてもらわなくてはなりません。初めにその土地の神さま、精霊たちにあいさつをしましょう。近隣に神社があるなら、そこにお参りするのもよいでしょう。どういう方法を取るかより、心を込めて願いを伝えることが大切です。庭があれば花を植え、きれいに掃除をして整えます。そして、庭先でも部屋の中でも構わないので、普段から感謝の気持ちを持って語り掛けてみてください。声は出さず、心の中で語り掛けてもOKです。初めは何も感じないかもしれませんが、しばらくすると、何となくコミュニケーションが取れているのが分かってきます。
神さまたちと会話をしましょう
「私は何も感じないから」とあきらめないでください。もともと私たち人間は、神さまとコミュニケーションを取る能力を持っているのですから。最初は思い込みや妄想でよいのです。頭の中で語り合っている姿をありありと思い浮かべてください。勝手に話しかけて勝手に返事を想像する、そんな感じでよいのです。しばらく続けるうち、自分が普段言わないような言葉が思い浮かんだり、何となく何か言われているような気がしてきます。その言葉を投げかけてくれている相手こそ神さまや精霊たちです。何度もコミュニケーションを取るうちによい関係が育まれ、安心感を感じるようになったら受け入れてもらえた証拠。初めはぎくしゃくしたように感じた場所でも、いつしか居心地のいい場所に変わっていきます。感謝の気持ちを持って土地を愛することで、彼らが守ってくれるようになるでしょう。
肺の不調のスピリチュアルな意味②コミュニケーションを取りましょう
肺の調子が悪いのは、「必要な会話はするべき」というスピリチュアルな意味を伝えているのかも知れません。
怖れの感情を持っていると、本当は相手のためになると分かっていても伝えることができなかったりします。相手に対する怖れ、自分に向けられる怖れ、そこには信頼しきることができない弱さが隠れています。信頼できないのも怖れの感情も、お互いを知らないからに他なりません。もっとよい関係を築くためには、コミュニケーションが必要なのです。
恐れの感情は回復を遅らせる
たとえば、言葉がきついために友だちを減らしてしまった友人がいたとしましょう。「言葉を選んだ方がいい」と伝えることができれば、相手は自分を変えることができます。でも友人に受け入れる気持ちがないと「酷いことを言われた」と逆にあなたを嫌いになるかも知れません。それが怖くてあなたも言うことができないのですが、友人も、あなたに言われたのは自分のことを嫌いだからではないかという怖れの感情に支配されているから、と言えます。怖れの感情は物事の流れを滞らせてしまいます。あれこれ考えてしまうのはお互いの気持ちを読み過ぎてしまうから。もっと単純に考え、素直な気持ちを大切にしましょう。
信頼は会話から生まれます
信頼はどうすれば生まれるのでしょうか? 相手を信じられるかどうかは、相手をどれほど知ることができるかにかかっています。それには直接相手とかかわりを持つことが大切です。言葉のキャッチボール=コミュニケーションをしっかりとれば、相手がどう考えているのかが分かるようになります。たとえ嘘に気づいても、それがどういう思いから発せられた言葉かが分かれば、無意味な争いに発展して関係を壊すことはありません。
お互いを知ることが第一歩になります
どんな相手に対しても自分をすべてさらけ出すのは無理かもしれませんね。でも、隠すことばかり優先していたのでは、どんどん相手が見えなくなってしまいます。見えないから思い込みで誤解を生み、どんどん距離を広げてしまうのです。この人なら信用できるという人には、ちょっと勇気を出してなるべくそのままのあなたで接するようにしてみてください。そしてしっかりコミュニケーションを取り、よい関係を築いていきましょう。
肺の不調のスピリチュアルな意味③過去世での学びを生かす必要があります
肺の不調は、過去世で得た学びを今生に生かすことができていないことを伝えているのかも知れません。
過去世で患った病と似たような症状を、今生で繰り返してしまうことがあります。肺炎や結核を患った過去がある、または溺れた経験があると肺に出たりします。また、命と引き換えにしてもいいと思えるほど大切な人のために、あなたの魂が身代わりになって経験しているということもあります。その時得るべき学びを理解することができなかったため、今生に持ち越されて同じような経験が与えられているのです。
過去の学びを思い出すための体験なのです
過去世で肺を患っていた場合、どんな学びがあったのでしょう。たとえば、仲間とふざけ合っていて海に落ちて溺れてしまった場合、水辺では細心の注意が必要ということを、また、たばこを吸い過ぎて家族が肺を患ってしまった場合は、たばこはほどほどにしないと命を落とすことになるという忠告を、または家族がどんな我慢をしていたのかを知るためにこの体験が与えられたということもあります。今も変わらずヘビースモーカーだったり、場所を考えずふざけていたりすると、過去世の課題を思い出させるために肺の不調となって表れるのです。
足りないものに気づくための体験なのです
経験が辛いほど印象に強く残るので、絶対に気づいて欲しい学びほどきつい体験になります。波乱万丈の人生であればあるほど、今生で学ぶべきことはたくさんあるということです。でもその体験から何をどう変えていけばいいのかが分かれば、試練も徐々に解消されていきます。ただし、嫌なことを避けたいからという理由でなく、何が自分に足りないのかを理解することが重要です。
肺の不調のスピリチュアルな意味④自分を取り戻しましょう
肺の調子が悪いのは、自分を見失っていることを伝えるスピリチュアルサインなのかも知れません。
肺のある場所は心臓のすぐそば、ハートチャクラのあたりになります。ハートチャクラが弱っていると、愛を与えたり上手に受け取ることができません。あなたの魂は自分が本当に望んでいることを分かっているけれど、さまざまな理由からそれをオープンにすることができずさまよっているのでしょう。魂の望む生き方をすることは、あなた自身を輝かせ、癒すことができます。そして何より自分を愛することにつながるのです。まずはセンタリング(心、魂、身体を一つにまとめること。この世に存在しているという感覚をしっかりもつこと)し、心の声に耳を傾けてみましょう。
エゴの声はマイナスエネルギーを引き寄せる
誰かを愛することはできても、自分を愛するのは下手という人はとても多いようです。他人を大切にする前に自分が喜ぶことを優先するのはわがままだと思ってしまうのでしょう。でもそれはエゴが発している声に他なりません。エゴはもっともらしいことを言って自己否定を促したり、我慢や犠牲を選択させようとします。エゴの声に従った犠牲や我慢は何も生み出すことがなく、結局マイナスエネルギーを引き込むだけなのでよい変化は望めません。
答えは自分の中にある
悪いことがあった日は、どっちでもいいことにイライラして何でも悪い方に受け止めてしまいがちです。でも、よいことがあった日は、普段なら文句を言ってしまうようなことさえ気にならず、よい方に受け止められるようになるでしょう。それぞれ遭遇した出来事がまったく同じことであっても、です。つまり、受け取る私たちの気持ちがいい悪いを判断しているのです。すべての答えは自分の中にあります。次の一歩に迷ったら、自分自身が喜ぶことを始めてみてください。あなたが愛に満たされたなら心地よいエネルギーを生み出すことができ、自然と周りに分け与えてあげることができるのです。