怪我をしてしまった方へ。
怪我は予想できることなくすることが多い、突発的な出来事ですが、急に怪我をするのには意味があります。スピリットガイドが、今すぐ伝えたいメッセージがある時「そろそろ気づいて!」という強い思いから、どうしても目を向けなくてはならない状況を「怪我」というカタチで作っているのです。怪我をした時は、そろそろ軌道修正した方がいい事があるのかも知れません。
本記事では、エンジェルカードリーダー、チャネラー、メンタルケア心理士のkimihamが怪我をした時のスピリチュアルな意味をお伝えします。
怪我をした時のスピリチュアルな意味①考えることを学ぶ
怪我は考えることを学ばせる為に、するのかも知れません。
考えるより先に行動してしまうタイプだと感じているあなたに、「一度立ち止まり、考えてから行動する方が効率よく対処でき、その能力をもっと生かすことができますよ」というメッセージが届いています。すぐにダッシュをかけるような今の生き方は、せっかく目的地にたどり着いても忘れ物をして目的を果たせなかったり、慌てて車にぶつかって何もかも失ってしまうような危険を引き寄せないとも限りません。あなたの能力を充分に発揮するためには、行動力に思考をプラスすることが必要なのです。
落ち着いて考えましょう
もともと行動力のある人は困っている人を見ると放っておけないなど、正義感の強い人と言えます。気になるものを見つけたらパッと飛び出して行ってしまうのは目的の物しか目に入らなくなるのでしょう。
ただ、やみくもに動くのは無駄も生みやすいのも確かです。その時思ったことがすべてを見通して出した答えではない以上、避けて通れるはずだったリスクを背負うこともあるのを忘れてはなりません。
まずは走り出す前に全体を把握し、どういう状況で何が必要なのか落ち着いて考える癖をつけましょう。そうすれば不要な怪我を負うこともなくなり、存分に力を発揮することができるようになるります。
怪我をした時のスピリチュアルな意味②甘えることを学ぶ
怪我は「甘えることを学ぶ」というスピリチュアルな意味を伝えているのかも知れません。
怪我は大なり小なり普段の生活に影響を与えることになります。一人でできていたことができなくなり、誰かの手を借りなくてはならないこともでてくるでしょう。今まで何でも抱え込んで一人で何とかしようとしてきたのではありませんか? もしそんなところがあると感じたのであれば「ここはお願い」と頼むことを学んでいると言えます。すべてに於いて一人で乗り越えようとしても無理なこと。大変な時は頼っていいのです。
あきらめることも必要
どこに限界を持ってくるかはそれぞれの人の性格や考え方によりますが、頑張り屋さんは自分が普通に動けない状態でもいつもと同じように行動し、他の人の世話も変わらずやり遂げようとします。でも、自分のことが普通にできないときは頼っていいのです。
すべて抱え込むことはあきらめ、助けを求めてください。助け合うことで絆も生まれ、よりよい関係を築くことができるのです。むしろ頑張り過ぎてあなたが倒れてしまったら返って周りに負担をかけてしまうこともあるのですから、自分を健全に保つことも重要なのだということを心に留めておいてください。
怪我をした時のスピリチュアルな意味③バランスよくするため
怪我は「バランスよくするため」というスピリチュアルな意味があるのかも知れません。
普段スポーツやダンス、身体を動かす仕事をしている方の場合、怪我は身体のバランスをよくするために与えられた課題なのかも知れません。右と左でやりやすい方というのはあるもので、そのほとんどは利き手利き足になりますが、どちらか一方でばかり動いていると片方に負担がかかって全体のバランスが崩れ、きれいで安定した動きができなくなってしまいます。
負荷が偏ると怪我もしやすくなってしまうことから、両方の動きがなるべく同じにできるよう、普段使わない方も動かさなくてはいけない状況が与えられたということです。
苦手を失くすのが一番
テニスの選手が利き手と反対の手で素振りをすると、バランスがよくなってよい球が打てるようになるそうですが、多くのスポーツにも共通することと言えるでしょう。どんなものにもバランスは大切で、軸が決まれば安定しスムーズに動けるようになります。何をするにも苦手を失くすことほど強みになるものはないのです。
怪我をした時のスピリチュアルな意味④手が出せないようにしている
怪我は「手が出せないようにしている」というスピリチュアルな意味を伝えているのかも知れません。
「手を出す」ということには二つの意味があります。
- 一つはすぐ暴力に出るというような、力で何とかしようとする態度。
- もう一つは、本人にやらせるべきことに前もって手を貸してしまうことです。
どちらも相手にとってありがたい行為ではありません。相手に迷惑をかけないように、また自らを戒めるよう身体に不都合な状況が与えられたということになります。
問題は力では解決できません
血の気が多くすぐ手が出てしまう人の場合、暴力では何も解決できないことを伝えています。威圧して思い通りにしようとしても、相手は怖いから言うことを聞くだけで、言われたことがもっともだと思って従っている訳ではありません。怒りの感情を生み出し増大させだけで何の解決にもならないばかりか、お互いの心に深い傷を残すことになります。怪我は過去に傷つけた人の痛みを分からせる意味もあり、自分のしたことが自分に返ってきたということ。力で従わせる考え方を改めない限り、どんどん孤独になっていくでしょう。
成長を見守ることも大切
例えば、子どもがお手伝いをすると言っても後が大変になるからと手伝いをさせなかったり、問題解決を自分でさせず、自ら手を出して先回りして対処してしまうのは、相手の成長を妨げる行為です。人は困ったり悩んだりしながら問題を乗り越える方法を導き出し、魂を成長させます。自分でどう乗り越えていくか学ぶ機会を奪うのは思いやりではなく、面倒を避けようとしている自分が楽をしたいからということに気づきましょう。自分で処理する力を身に着けさせるため必要以上に手を貸すのは控えることです。