カラスを見た時のスピリチュアルな意味を知りたい方へ。
真っ黒なカラスは不気味に思う方もいるかもしれませんが、スピリチュアルでは神の使いであると言われています。本当に神の使いであるなら、カラスを見るというのは何か意味があるのかもしれません。
本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がカラスを見た時のスピリチュアルな意味をお伝えします。
①カラスは神の使い
八咫烏に導かれる神武天皇(安達吟光画『神武天皇東征之図』)
日本では古事記や日本書紀に八咫烏(ヤタガラス)が神の使いとして登場しています。八咫烏の「八咫」には大きいという意味があり、古事記では高木の神の使い、日本書紀では天照大神の使いとされています。いずれにしろ、天皇の道案内をさせるために神は八咫烏を遣わしたのです。
そして、いつの間にか八咫烏は太陽の化身として神格化されるようになり、今では八咫烏を祀る神社が全国にあります。
カラスにまつわる神話は世界中にある
このようなカラスにまつわる神話は、日本だけではなく世界中に存在しています。例えば古代エジプトでは、太陽の鳥とされていたのがカラス。砂漠で窮地に陥ったアレキサンダー大王を救ったのは、美しいカラスだったといいます。
他にもカラスが登場する神話はたくさんありますが、太古の昔からカラスは神に近い存在であったと考えられます。
②カラスにはプラスのエネルギーがある
神に近い存在であるカラスには、強力なプラスのエネルギーを秘めています。黒い色をしたカラスからは想像できないかもしれませんが、陰と陽で考えたら陽の性質を持っている生き物なのです。
前向きに生きるための勇気を与えてくれる
また、カラスは前進することしかできないので、前向きに生きるための勇気を与えてくれます。
宇宙の全ては陰陽表裏一体なので、プラスのエネルギーだけあればいいというわけではありませんが、人生を明るく前向きに進んでいきたい時はパワーを送ってくれます。プラスのエネルギーをカラスからもらって、幸運をつかみ取りましょう。
③カラスを見るのは大成功する前兆
スピリチュアルでは、カラスが豊作を知らせてくれる存在であると考えられています。豊作というのは農作物だけではなく人生における豊かさ全てを意味しています。
がんばってきたことが大きく実る
カラスを頻繁に見るという人は、今一生懸命取り組んでいることがあるのではないでしょうか?例えば、入学試験や就職試験を控えているという方は、合格するということを知らせているのかもしれません。
また、これまで行ってきた事業が拡大するなど大成功する前兆かもしれません。何にしても、これまでがんばってきたことが大きく実るということです。
ただ、カラスを見たからといって手を抜かないように。これまで通り、前向きにがんばってくださいね。
④頭上を飛ぶカラスは新しいことに挑戦しなさいというサイン
カラスが頭上を飛んでいくのを見た時は、新しいことに挑戦しなさいというメッセージです。人生の転機が訪れています。今こそさらなる飛躍をするためのチャンスかもしれません。
新しいことを始めるための勇気とパワーを与えてくれる
これまで歩んできた自分の人生を見つめ直してみましょう。そして、これから先どのように生きていきたいかということを考えてみてください。
これまでとは違った新しいことを始めるための勇気とパワーを、カラスが与えてくれています。