お金に対する態度が静的になるとお金は減っていく
お金をたくさん持っている人は、正確に言うと持っているのではなく、自分を通してお金を流す、あるいは何かと交換しているのです。それは、自分のエネルギーを流すのと同じことであると、バシャールは言います。
お金は自分のエネルギーを流すための手段
これは、先に書いたこととも関係しますが、入出金という具体的な速さの問題ではありません。お金に対する考え方や態度のことを言っているのです。お金に対する思いがネガティブになる=静的になると、エネルギーの量も減っていき金も無くなっていくということ。
お金に執着するのではなく、何らかの形でいつも動いていなければならないということがポイントとなります。
お金との関係は感情が反映しているだけ
バシャールから見た地球人は、自分自身の価値を認めず、自分という存在を軽んじて生きている人ばかりだといいます。そのため、経済の全般が沈滞していくのだと。
自分の価値を認めることでお金との関係はよくなる
私たちがお金に対して抱いている感情の根底にあるものは、「恐れ」です。お金に対してどのような恐れを持っているのかということを含め、お金に対する感情に気づくこと。そして、それを手放していかなければなりません。
最終的に自己評価にたどり着く
手放すというプロセスの中で、いろいろ見えてくるものがあります。お金の問題だと思っていたことが、実は夫婦や親子の問題だったりするのです。そして、最終的に自己評価にたどり着くはずだと、バシャールは語っています。
自分の価値を認めることで、お金との関係も良くなり、お金というシンボルの価値も上がります。そして、お金以外の豊かさを象徴するものの価値も上がってくるのです。
お金こそが豊かさの象徴ではない
私たちには「やれる時にやれることをやる能力」が備わっています。その能力を発揮することでお金を得ることができるので、「お金こそが豊かさの象徴である」と私たちは思い込んでいるのかもしれません。
しかし、お金が欲しいと思うのは、そのお金で何かできることや買えるものがあるからで、お金は望みをかなえるための手段。豊かさの象徴と言うのであれば、やりたいことができた、あるいは手に入れることができた物事を言うのではないでしょうか。
思考が欲している全ての物事は、全部自分の中に持っている
バシャールは、お金=豊かさだという考えは「やれる時にやれることをやる能力」によって開かれてくる他の道を拒否することになると言っています。
私たちの思考が欲している全ての物事は、全部自分の中に持っているということに気づくことです。必要なものはすでに持っているということを知り、高い波動で生きていると、望んだことの具現化が進み現実となっていきます。
高い波動で生きるというのは、自分の価値を認め、魂が喜ぶ生き方をするということだと私は思っていますが、望んでいる変化にエネルギーを注ぎ込み、それに沿って行動するだけで思った通りの人生になります。
最後に
お金の使い方で、生きたお金、死んだお金という言い方があります。お金はたくさん持っているからいいということではなく、そのお金がどのように使われたかで価値が決まるのだと思います。
少額であっても、そのお金によって自分や周りのみんなが喜ぶのであれば、それが本当の豊かさではないでしょうか。
バシャールによるお金についてのメッセージ
- お金は感謝の気持ちを表す物質的象徴
- お金は「愛」の象徴であると考える
- お金との関係性は動的でなければならない
- お金に対する態度が静的になるとお金は減っていく
- お金との関係は感情が反映しているだけ
- お金こそが豊かさの象徴ではない
以上、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。