バシャールのお金に関する考え方が知りたい方へ。
3次元に生きている私たちにとって、物質的な豊かさを得るためにはお金が必要となります。そして、人間関係のトラブルにはお金の問題が絡んでいることも多々あると思います。
そんな経験をするのも、魂を向上させるためのこの世の学びなのかもしれませんが、お金についてどのように考えれば幸せな人生を送ることができることができるのか、高次に存在するバシャールの言葉からそのヒントを得てみましょう。
本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が、バシャールのお金に関するメッセージをご紹介いたします。
バシャールとは
バシャールは、エササニ星に存在している意識の集合体で、1980年代になってから、アメリカに住むダリル・アンカというチャネラーがバシャールと交信できるようになり、たくさんのメッセージが紹介されています。
バシャールという名前は、バシャール自身がつけたという事ですが、アラビア語で指揮官、存在、メッセンジャーという意味です。
お金は感謝の気持ちを表す物質的象徴
それが、現代社会においては感謝を込めた報酬という意識が薄れてしまい、権力や力のあるものが持っている象徴として捉えられるようになりました。どんな手段を使っても、お金をたくさん得ようとする者も出てきたことから、「お金は汚いもの、執着してはならないもの」という考えが生まれたのです。
「お金は汚いものだけど欲しい」というのは矛盾している
日本人の中には「清貧」という言葉を好む方もいます。お金が欲しいという思いに罪悪感を抱いている方もいるようですが、お金がないと生きていけません。お金が欲しいと思うのは当たり前のことなのです。
お金が欲しいのに入ってこないという方は、お金に対してどのような潜在的意識があるのかを見つめ直してみるといいかもしれません。
お金は汚いものだから欲しくないという潜在的な意識があるのに、お金が欲しいというのは矛盾しています。バシャールは、その矛盾がある限りお金は入ってこないと言っています。
お金は「愛」の象徴であると考える
お金は自分の働きによって得られた報酬なので、感謝のエネルギーが宿っています。そこで、私たちはお金に対する考え方を180度変える必要があると、バシャールは話します。
お金を愛することでお金がついて回るようになる
お金に対する考え方を変えるというのは、まず「お金は汚いものだ」というネガティブな感情を手放すことです。
お金が愛の象徴だなんて、これまで思いもしなかったことかもしれませんが、実際にお金を手に取って、家族や恋人を愛する気持ちと同じような感情を重ねてみましょう。お金に愛のエネルギーを注ぎこむことで、お金はいつもあなたについて回るようになります。
お金との関係性は動的でなければならない
私たちは、何か欲しいものがあるとお金を払ってそれを手に入れています。お金は何かと交換する手段であり、お金を動かすことで自分のもとへより多く戻ってくるというのがお金のサイクルです。
お金を得るためには、自分のやりたいことをやる
自分のやりたいことをやる必要がある時にやっていれば、お金はおのずと入ってきます。それがバシャールによる豊かさの定義。
ポイントは、自分がやりたいことをするということ。お金に対するポジティブな考え方は動的なものであるとバシャールは言っていますが、自分が本当にやりたいことをしている人は、自分の可能性を信じてワクワク楽しみながらポジティブに生きています。
お金を得ることだけが目的になっていませんか?お金がないから、もっとお金になる仕事がしたいと思って自分がやりたくないことを無理にやっている、あるいは誰かのために犠牲となって働いているなど、行動を起こしていたとしても、ネガティブな考えが元になっていることは動的だとは言えないのです。
お金と動的な関係を持つためには、自分の価値を認めて本当にやりたいことをやることが大切なのです。