バシャールたちにとって「死」は祝福すべきこと
私たちの魂は、自分を成長、向上させるための課題を持ってこの世に生まれてくるといいます。その課題をクリアするためにいろいろな苦難を乗り越え、魂は成長していきます。
全ては、自分自身が決めてきたことであり、その目的を果たしたらこの世の人生を終えるのです。しかし、そうだとわかっていても、多くの人が死を恐れているのはなぜでしょうか?
バシャールたちにとって「死」は卒業であり旅立ちを意味する
高次元に存在しているバシャールたちにとって、「死」は卒業であり旅立ちを意味し、祝福すべきことだといいます。死ぬということは別の次元に移動することであり、存在自体がなくなるというわけではないからです。
三次元にいる私たちは、実在する物体が無くなるのと同じような感覚で、死んでしまったら自分という存在の全てが無くなってしまうと思うから、死ぬのが恐いのかもしれません。身近な人が亡くなることも、永久に会うことができなくなるから辛くて悲しいのです。
しかし、本当のところは肉体を離れてもその人の存在=魂は、違う次元に移動して生き続けています。
死ぬということは夢から覚めること
私たちは非物質次元から離れることはできないと、バシャールは言っています。私たちは、肉体が眠っている時は非物質次元では起きていて、肉体が起きている時は非物質次元では起きているそうです。
そして、物質次元は、自分が非物質次元を離れたという夢を見ている状態であり、幻想なのです。だから、肉体が無くなり死ぬということは夢から覚めることなのです。
魂は存在することをやめることはできない
バシャールは、魂が存在しているということが最初の法則であり、存在することをやめることはできないのだといいます。完全に死んでしまうことは決してありません。この世で亡くなった後も、姿かたちが変わったとしても、自分という存在の根本的な部分は永久に存在し続けます。
バシャールは別の言い方で、このように言っています。「舞台で役柄を演じている役者は、一つの演劇の幕が閉じても役者としては存在している」と。
つまり、私たちは個の物質次元で「私」という人格を演じている役者。役を演じ終えたら、次の新しい演劇を演じるのか、非物質次元や多重次元で違う役を演じるのかいろいろあるものの、常に存在し続けることは確かなのです。
死後の世界には時間と空間はない
バシャールは、死後の世界には時間と空間はないと言っています。何かをイメージするだけで、すぐにそれを体験することができるそうです。そして、この世に生きている人とも、瞬時に繋がることができるのです。
スピリットの世界の人たちは、私たちの三次元で何が起こっているのかということを全部わかっています。そして、彼らが何かを伝えたいと思っていても、私たちの思い込みや信念が邪魔をして、気づかない場合が多いみたいです。
亡くなった人とはいつでも繋がることができる
それでも彼らは失望することなく、私たちが繋がりたいと思ったらすぐに気づき、そばに来てくれます。たとえ5000光年離れた星にいたとしても、一瞬でそばに来てくれるのです。
自分を置いて逝ってしまった人に、「私を置き去りにした」と言いたくなるかもしれませんが、決して置き去りにしたわけではなく、いつでも繋がることができるということを信じてください。
最後に
この世に生まれてきた時から、私たちは自分の肉体と共に生きています。そして、この世を去る時はその肉体を離れていかなければなりません。
いつまで生きるかということは誰にも分らないことですが、生きている間はワクワクした気持ちで、心身ともに健康でありたいですね。
そして、自分が決めてきた目的を果たしてこの世を去る時には、少しでも高い次元へ移行したいと、私は思っています。
バシャールによる健康と死についての考え方は
- 健康を維持するためには酸素と水
- デトックスは健康維持のためには必要
- ストレスをなくして健康を維持する
- バシャールたちにとって「死」は祝福すべきこと
- 死ぬということは夢から覚めること
- 死後の世界には時間と空間はない
以上、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。