ヤモリを見た方へ。
家の密閉度が高まっている近年、虫が部屋の中に入り込むということも少なくなってきました。小さな生き物たちの生息する場所さえ減っている今、ヤモリと遭遇するのはむしろ奇跡と言えるでしょう。だからこそ目の前に現れるのは、何らかのメッセージを伝えたくて現れているのかも知れません。
本記事では、エンジェルカードリーダー、チャネラー、メンタルケア心理士のkimihamがヤモリを見た時のスピリチュアルな意味をお伝えします。
ヤモリのスピリチュアルな意味①家の中の環境が良くない
ヤモリを家の中で見るのは、スピリチュアルな観点で見ると、家の中の環境が良くないのかもしれません。
ヤモリは家の中にいる虫を食べて生活するので、虫がいなければ家の中に入ることはありません。ヤモリがいるということは、虫にとっては住みやすい環境だということ。まずは家の中をきれいにましょう。
清潔にすると運気も上がる
いわゆるゴミ屋敷と言われる家の中をテレビなどで見た方もいるかと思います。雑然とした部屋の中、食べ終えた食品の空き容器やゴミ、生活道具の陰に埋もれて、見たくない虫たちが家族を増やしているのを見ると、とてもいい気が流れているとは思えません。よい気を取り込みたかったらよい環境に整えるのが基本です。
空気の流れのよい部屋にする
単純に考えても、空気の流れのよい部屋の方が淀んだ空気の部屋よりも気持ちいいのですから、健康を保つためにも部屋の整理は必要と言えます。マメに掃除をするのが面倒な時は、床が見えるようにして動きやすい部屋づくりをするだけでも埃がたまりにくくなり、その分掃除の回数を減らすことができます。
ヤモリのスピリチュアルな意味②誰かに助けられている
ヤモリを見たのは、スピリチュアル的には、誰かに助けられているという意味があるのかもしれません。
とかく虫や爬虫類などの生き物は嫌われてしまいがちですが、益虫と呼ばれる虫たちは私たちに害を及ぼす虫を食べてくれるので、むしろ助けてくれる存在です。ヤモリも同じように害を及ぼす虫たちを食べ、私たちを助けてくれています。私たちは自分で気づいていないだけで、たくさんのものに支えられ助けられているのです。
目に見えないことも想像してみましょう
目に見えないところで私たちを支えてくれているものはたくさんあります。一日の生活を振り返ってみてください。朝起きてから寝るまで手にしたもの、口に入れたものは、あなたが生み出したものではありませんね。
多くの人の手を介して私たちの目の前に存在し、生活を支えてくれています。自分一人で何でもしていると思っていても、多くの人の力を借りなければ今の生活は維持できないのです。見えないサポートにも目を向け、感謝しましょう。
ヤモリのスピリチュアルな意味③一生懸命生きることを学ぼう
ヤモリを見たのは「一生懸命生きることを学ぼう」というスピリチュアルな意味があるのかも知れません。
どんな小さな虫でさえ一生懸命生きています。危険が近づいたら身を隠し、自ら命を捨てることはしません。私たち人間は、あまりにも多くの選択肢を持ち過ぎました。「ただ一生懸命生きることは退屈」「真面目ぶっている」と言う方もいるかもしれませんが、それは一生懸命に生きたことがないから知らないだけのこと。
人生はもっと深く、知れば知るほど楽しくて愛おしいものなのです。ただ純粋に生きている彼らの生きざまを見ることで学ぶものはたくさんあるのではないでしょうか。
一生懸命やってみる
今、自分の人生とどれくらい一生懸命向き合っていますか?しなくてはならないことは大抵自分が望んで始めたことではなかったり、やるしかないからやっていることもたくさんあるかも知れません。
でもそんな中で、一つくらい100パーセントのエネルギーをつぎ込んで取り組むことがあってもいいのではないでしょうか。
一つの努力が景色を変える
これだけはどうしても譲れないというライフワーク、すぐに思い浮かばないのであれば生活のための仕事でも構いません。たった一つのことでも頑張ることができたなら、今とは違った景色が見えてくるはずです。全部が全部完璧にこなさなくてもよいのです。これならできそうというものを見つけて取り組んでみましょう。一生懸命生きると、心の底から喜びが湧き上がってくるのが分かるはずです。
ヤモリのスピリチュアルな意味④みんな役目を持っている
ヤモリを見たのは「みんな役目を持っている」というスピリチュアルな意味があるのかも知れません。
生き物たちはみんな意味があってこの世に生まれてきています。食物連鎖で捕食される生き物などは餌になること自体お役目ということがあり、増えすぎると生態系が変わってしまうため捕食されることでその数を調整されています。私たち人間にも自分しかできない役目を持って生まれてきています。それが何なのか見つけることが大切なのです。
自分のお役目を見つけましょう
自分の役目と考えた時、浮かんでくるのは、毎日の家事や仕事、勉強などが浮かんでくるかも知れません。もちろんそれらもこの世に生きている限り必要な作業であり、得るものもあるでしょう。
でもその他に、魂が与えられた役目もあります。人のために尽くすことだったり、みんなを喜ばせることかも知れません。あなたの与えられたお役目は、心の底から幸せだと思えるものの中にあります。魂が求めて止まないもの、それをしていると心から充実できるものが、あなたに与えられたお役目なのです。
ヤモリのスピリチュアルな意味⑤「守っているから大丈夫」と伝えられている
ヤモリを見たのはスピリチュアルな観点で見ると、あなたは神に守られているのかもしれません。
ヤモリは漢字では「家守」と書き、家を守るとされています。家の中にヤモリがいるということは守ってくれるものがいるということ。彼らの「ぼくが守っているから大丈夫」という声が聞こえてきました。安心して生活できる家があることに感謝しましょう。
神さまと話してみる
家には家を守る神さまがいます。出かける時は神さまに「行ってきます」とあいさつをしてみてください。毎日続けていると、何となく「行ってらっしゃい」と言われているのが分かるようになります。実際に声として聞こえることもあるかも知れません。
神さまは私たちに日々メッセージを送ってくれています。どちらにしようか迷った時、この先どうすればいいのか迷った時にふと「こっち!」と感じることがあったなら、それは神さまの声をキャッチしたということ。
普段から神さまに話しかけてみましょう。そのはじめの一歩が、出掛ける時のあいさつになります。話しかけているうち、返ってきた感覚が自分の思い込みかそうでないのかが分かるようになり、神さまの声に確信が持てるようになります。
物と話してみる
物にはすべて魂が宿っています。どんなものにも話しかけているうちに、どんな感じで答えを返してくれたかが分かるようになります。同じ自分の家にある物たちでも、それぞれ返してくるイメージが違うことが分かります。
家や物たちとコミュニケーションを取っていると物が私たちと近い存在になってきて、家を守ってくれるようになります。初めは「何となく」という感覚だけでよいのです。大切なのは、感じたことを否定しないこと。「何となく」という軽い気持ちでいた方が理屈で処理しようとする思考の働きを抑えてくれるので、早く物の声を聞きとれるようになります。