数秘術とは
もともとは、許された者だけに口伝されていた秘術でしたが、それを体系化して世に広めたのはピタゴラスでした。そして、その体系化された数秘術はプラトンに引き継がれ、数学の発展と共にヨーロッパを中心に広がっていき、西洋占星術などでも取り入れられるようになったのです。
ルネサンス期になると、数秘術はユダヤ教のカバラ思想（神秘主義思想）と結びつき、カバラ数秘術として隆盛を極めるようになりました。カバラ思想に惹かれる人多かったこともあり、カバラ数秘術はヨーロッパのみならず世界中に広がっていったのです。
現在もカバラ数秘術は有名ですが、根本的な考え方はピタゴラスが体系化したものとあまり変わりはないと思われます。
数秘術とエンジェルナンバーの関係
数秘術は生年月日や姓名を数字に置き換えたものなどを使って、人の性格や才能、運命などを占います。使う数字は基本的に一桁の数字ひとつです。
一方、エンジェルナンバーはアメリカの心理学者ドリーン・バーチュー博士が提唱したもので、古くから伝わっているものではありませんが、ひとつひとつの数字の意味は数秘術が元になっていると考えられます。
ただ、私たちが目にする数字は一桁であるとは限らないので、数字の組み合わせや並び方を加味しながら、天使たちのメッセージを読み解いてあります。
数秘術の算出方法
この方法でエンジェルナンバー「737」を計算してみると、
- 7＋3＋7＝１7
- １＋7＝８
となることから、「８」という数字の本質を持っているということになります。
「737」の数秘術的な意味は「豊かさ、繁栄」
「737」を数秘術の算出方法で計算すると「８」の本質を持っていることがわかりましたが、「８」は豊かさと繁栄を意味する数字です。特に経済的、金銭的な豊かさに深い関わりがあります。
「８」を横にすると∞＝無限大になりますが、豊かさの無限ループを作るために大切なのは、愛や感謝など宇宙の法則に従った生き方をしなければならないということの暗示にもなります。
なぜなら、「８」はカルマの数字であるとも言われているからです。自分がしたことは自分に返ってくるという宇宙の法則を示しているのが「８」です。手にした豊かさや繁栄が、人を騙したり蹴落としたりして得たものであるなら、それは必ずいつか自分に返ってくるということ。豊かさの無限ループを作ることはできないのです。
最後に
アセンデッドマスターはこの世で生きていたことがあるので、私たちの不安や苦しみをよく知っています。そして、そのようなネガティブなものは進むべき道の妨げになるということもわかっているのです。
だから、自分が選んだ道は正しかったのか？そんな不安な思いを抱いている方に、アセンデッドマスターは勇気を与えに来たのかもしれません。
このまま、進み続けても大丈夫。自信を持ちましょう。
以上、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がエンジェルナンバー「737」の人生の状況別の意味を解説いたしました。
