蜘蛛を見た方へ。
「朝の蜘蛛は吉、夜見ると凶」といったことわざがあるように、蜘蛛はよくも悪くも象徴とされる不思議な存在です。益虫である反面、怪しい雰囲気を持った蜘蛛は、霊的なイメージを持っているからこそメッセージを伝える使者としては最適なのかも知れませんね。
本記事では、エンジェルカードリーダー、チャネラー、メンタルケア心理士のkimihamが蜘蛛を見た時のスピリチュアルな意味をお伝えします。
①本当の姿に目を向ける必要がある
蜘蛛を見たのは「本当の姿に目を向ける必要がある」というスピリチュアルな意味があるのかも知れません。
蜘蛛は怖いものと思ってしまいがちですが、彼らは益虫であり、私たちにとって害になる虫たちを食べてくれています。「ぼくたちは嫌われてしまいがちだけど、みんなの役に立っていることに気づいて欲しい」という彼らの声を通して、外見でなく本当の姿を見て欲しいと伝えているのです。
こちらから歩み寄ってみる
この人苦手だなと思う人がいたとしましょう。実際話してみると、実はとても話しやすい人だったりすることがあります。外見から本当の姿はなかなか見えないものです。こちらが距離を持って接していると、その空気は相手に伝わって壁を作ってしまいます。まずは苦手と思うことだけやめてみましょう。
判断は相手を知ってから
その人が自分にとって苦手な人かそうでないかは、話してみて相手を知ってからでも遅くはありません。会話は人となりを知るよい手段になりますから、少しでも話してみるとよいですね。気が合いそうなら会話は続くし、合わない相手であれば自然と会話は途切れます。苦手だなと感じても嫌いと判断せず、そういう人もいると考えましょう。本当の姿を見る練習をしているうちに、いろんなタイプの人とうまくやっていける方法が見えてきて、思考の幅やタイプの違った友だちができるようになります。
②自然の美しさに気づく必要がある
蜘蛛を見たのは「自然の美しさに気づく必要がある」というスピリチュアルな意味があるのかも知れません。
霧の中、露に濡れた蜘蛛の巣を見たことはありますか? 繊細な細い糸に水滴が光ってとてもきれいなものです。つい敬遠してしまう虫でも、こんな美しいものをこの世に生み出し、私たちに見せてくれているのです。私たちは思い込みから美しいものをたくさん見落としているのかも知れません。
自然にもっと目を向けてみましょう
自然が生み出すものは、私たちの想像を超えるものがたくさんあります。虹のかかった空、一つとして同じ形を成すことのない雲、山に流れる清流――私たちがまねしてみたところで作り出せるものではありません。自然は計算できないからこその、偶然の生み出す美しさがあります。時には立ち止まり、周りを眺めてみてください。身近に緑がない時は、空を眺めるのもよいでしょう。空に舞う鳥たちや、足元でせわしく働く虫たちを見ていると、ただ純粋に生きている彼らから学べるものがたくさんあることに気づくでしょう。
③自由である、どこへでも行ける
蜘蛛を見たのは「私たちは自由、どこへでも行ける」というスピリチュアルな意味があるのかも知れません。
これは蜘蛛から伝わってきたメッセージです。蜘蛛は糸を長く伸ばして風に乗り、遠くまで飛んでいくことがあります。「どこに行くかは分からない。でも風に乗って、違った場所に自由に飛んでいける。素敵でしょう?」 私たち人間も、身体をどこかに縛られて拘束されている訳ではありません。自分でどこへでも行けるのです。
自分の世界を決めつけない
「自分はこういう人」という概念が正しいとは限りません。周りから見たらまた違った面が見えて、そこから繋がるイメージも自覚しているのと全然違うこともあるのです。心を縛るのはもうやめましょう。あなたはどこへでも行けるのです。
限界を外す
一歩を踏み出すのが怖い時は、まず心の枠を外してみてください。思考の癖は誰にでもあるので、すぐに変えることはできないかも知れませんが、まずは普段考えなかったものの見方をしてみたり、真逆の選択をしてみると、そこから少しずつ変えていくことができます。
④立ち向かうことも重要
蜘蛛を見たのは「立ち向かうことも重要」というスピリチュアルな意味があるのかも知れません。
蜘蛛は自分より大きな虫が巣にかかった時も、逃さないように糸を巻き付けて捕まえようとします。大きすぎてぽろっと落ちてしまうことがあっても、そこに留めようと頑張る姿は、たとえ手が出ないような大きな目標であっても立ち向かっていくことは必要なのだと教えてくれているのです。
やってみなくては分かりません
「どうせできない」と思った時点で成長は止まります。「なぜ?」という疑問や「もっと!」という要求が、あなたの世界を広げるのです。誰かに何か言われると落ち込んでしまうのなら、周りの声を耳にしないようにするのも一つの方法です。「ただ自分がやりたいからやる」という気持ちだけで充分です。時には心の赴くままに進んでみましょう。